投稿一覧破滅派 4,142件

投稿を新着順に表示しています。

  1. 白の玉(6) 小説

    • 安藤秋路
    • 12年前
    • 4,435文字

    ・6・クアトロ★ミックス★ピッツァ     南川は深い海に吸い込まれる様な夢に落ちていった。ミっちゃんは何も言わずに帰ってしまったんだよな。それから先はどうしても思い出せない…

  2. その時の気持ちが音楽になる 小説

    • ケミカル本多
    • 12年前
    • 3,132文字

    春日部にあるオリンピックの通りを右に曲がった住宅街の中に私ん家があります。近所には野良猫13匹飼っている名物オジサンとか、うちの中学のOBで去年甲子園にいったらしい先輩の家が近くにあったりします…

  3. 生死生命論 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 1,652文字

    僕たちは、日々、会社や学校まで電車やバスに乗って通います.これが生死運命の全体像です.始発駅が誕生で到着駅が死です.簡単に書いてしまいますが、まあ我慢してください.人によって通勤通学時間は変わり…

  4. 安全に与した男たち その1「伊能忠敬」 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 1,393文字

      江戸時代の旅人は1日に10里(40キロ)は歩いたと言われる。実質7時間程度で測量しながら10里を歩いた。時速では5.5キロ程度だが、実際には早足で歩く以上の早さだ。さらに忠敬は幕府…

  5. 安全に与した男たち その1「伊能忠敬」 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 4,774文字

    織田信長は「人間50年、下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり、ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」と言った。つまり現世の人間の平均人生に値する50年は、天人には一日でしかない。まるで夢幻のよ…

  6. 「電車で骨を喰らう女」 夢奇譚 / 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 2,321文字

    その日、僕は仕事で荻窪に出かけた。仕事が済んだのは午後9時。僕は荻窪駅から総武線の電車に飛び乗った。 電車は津田沼行きだった。以前から疑問に思っていたことだが、中央線と総武線の違いは八王子方面行…

  7. 「神の川」 夢奇譚 / 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 3,496文字

    1.   一面に広がる麦の穂がそよ風に揺れている。それは緑色の海が波打っているようにも見える。耳を澄ますと遥か遠くの入道雲の奥から微かに雷の音が聞こえる。もう・・・夏も終わりである。僕…

  8. 下妻模型屋夫人 小説

    • 消雲堂
    • 12年前
    • 3,774文字

    2010年の春・・・僕は茨城県の下妻まで出かけた。なんつったって桜満開の花見の季節であった。   下妻には街の中心部に砂沼っていう湖くらい大きな沼がある。 この沼は何も特徴がなくて殺風…

  9. 長谷川流星群 小説

    • ケミカル本多
    • 12年前
    • 3,301文字

    この辺りでは3日に一度ぐらいの頻度で空から長谷川が降ってくる。長谷川は深海に漂うクラゲのようにゆっくり降ってくる。

  10. 真に恐れるべきは異形のモノ メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 12年前
    • 4,274文字

    機械が発達するにつれ、ついにテキストは自動的に生成されるようになった。この時代に私達のテキストはどのようにして奪われていくのだろうか。

  11. 決闘 小説

    • 渡海 小波津
    • 12年前
    • 1,242文字

    礼節とは何か、受け止めることを現代人に問う

  12. 白の玉(5) 小説

    • 安藤秋路
    • 12年前
    • 4,657文字

    ・5・ワイン日和     こっちに蹴ってくれよー!こっちだよ、ロビン、ヘイ!あー、どこに蹴っているんだよ!おじさん危ない。ドカーン。 「ああ、やべーよ。ロビンが蹴ったんだから…

  13. 白の玉(4) 小説

    • 安藤秋路
    • 12年前
    • 4,403文字

        ・4・南川のオハナシ        もしも、い、が一つ、したら…。冷たい空気が横っ面をさらって行く。さっきからジロジロ見てんじゃねーよ。…

  14. カワイイあの娘が破滅するワケ★ 小説

    • ケミカル本多
    • 12年前
    • 3,181文字

    グラビアアイドルというものは、だいたいが何となくそうなってしまった人間が多い。上野も新宿で何となくスカウトされて何となくモデル事務所に席を置き、進められるがままに撮影会をやったりしたが、結局自分…

  15. 白の玉(3) 小説

    • 安藤秋路
    • 12年前
    • 4,471文字

    ・3・ミっちゃんのオハナシ     この人となら最高の人生を送れる。そんな出会いをしたことってある?とミっちゃんは聞いた。その顔を見ると二人ともないようね。そんなのってなかな…

  16. 1日に一つは何かを書かなければならない男の日常 小説

    • 渡海 小波津
    • 12年前
    • 705文字

    私の日常。書きたいことも書けず。何がしたいのか、それを探している間は、と言い訳をしながら繰り返す日々。あ、あなたもですか?

  17. 伊勢男衆 小説

    • 渡海 小波津
    • 12年前
    • 1,547文字

    伊勢物語のオマージュ。田舎男どもの話。

  18. 白の玉(2) 小説

    • 安藤秋路
    • 12年前
    • 5,756文字

    ・2・変な店     一日の始まりが匂いでわかるこの町。灰色のコンクリートジャンクルで浜の匂いがする。東京よりも田舎の畑の方が似合う軽トラックがアスファルトの道を行ったり来た…