下北沢でやっと作った「いきつけのバー」で、元カノのトラウマが蘇ったぼく、30歳男子。ぼくの仕事は生きること。生きるためのお仕事。
外見の良さだけが取り柄の母は、有力政治家と再婚した。 義父とその息子エリクが住む広大な日本庭園付きの豪邸で暮らすことになった母娘は貧乏暮らしから解き放たれ、戸惑いながらも環境に適応していく。 …
どれだけぼんやりと生きていても、焦燥や不安が心の中からこんこんと湧いてくる。その湧き出てきたものをかき集めて煮詰めて結晶にさせた詩集
歯車が軋む音がしてあたしは振り返った 爪跡を残せない羊皮紙に涙のインクを滲ませた とめどなくあふれる言の葉は紅葉して清流に流れた 郭公の鳴く声に翡翠の色を水彩にして君の頬を描く 米の甘さを悲しい…
去年の12月から今年の1月にかけて書いた詩です。よかったら読んでください。
文芸活動は続けるも「小説」をやめる踏ん切りをつけるために書いていました。電子書籍化の予定はないです。
窓、特に住宅の窓を眺めるのが好き、いずれの裏にも各自の物語があり、悲しみと喜びが混ざったり、つまらなかったりするかもしれないが、僕の想像では、すべてがとてもロマンチックで、それらの想像が暖かく支…
ガルシアマルケスの「百年の孤独」を読む女子高生、針川かなえ。そしてクラスメートの立花綾子。このままずっとお話ししていたいと思ったよ。