タグ: 純文学 712件

  1. イヤーワーム 小説

    • 齋藤雅彦
    • 11時間前 New!
    • 527文字

    完治したと思っていたイヤーワームが再発してしまった。七年前、三人組のアイドルユニットが歌っていたCMソングが、しつこく脳内でリピートされている。  今日は彼女とデートだというのに、いっこうにやま…

  2. タブー 小説

    • 齋藤雅彦
    • 2日前 New!
    • 143文字

    休日、駅周辺をぶらぶらしていると、コーヒーショップのテラス席で、女神が焼きそばパンを食べているのが目に入った。  わたしは思わず近寄り、たずねた。 「それ、新メニューですか?」  すると女神はも…

  3. 覚醒 小説

    • 齋藤雅彦
    • 2日前 New!
    • 288文字

     校門から出たところで、予知能力に目覚めてしまった。  そんなことはどうでもいい。  朝、お母さんとけんかしてしまったので、まっすぐ帰るのがはばかられた。  なので、おばあちゃんちに寄ることにし…

  4. 稲荷 小説

    • 齋藤雅彦
    • 2日前 New!
    • 749文字

    空気は乾燥してるし毎日嫌なことばっかだし周りは嫌な奴ばっかだし田舎だし学校遠くて通うのめんどくさいしでも行かないとお母さんうるさいからしぶしぶ荒れた唇を噛んで前歯で皮をむきながら、ぷぷぷってむい…

  5. 稲荷寿司 小説

    • 齋藤雅彦
    • 2日前 New!
    • 419文字

    学校帰りに久しぶりにおばあちゃんの家に寄ったらおばあちゃんはいなくてテーブルの上に猫くらいの大きさの稲荷寿司があった。  うわーでっかいいなり寿司と思って手を伸ばしたら稲荷寿司じゃなくて猫だった…

  6. 天才の作りかた 小説

    • 齋藤雅彦
    • 3日前 更新
    • 1,885文字

       天才を作る    米科学誌、『アメリカンサイエンス』に先ごろ、妊娠中、高脂肪の食生活を送っていると、生まれてくる子どもが天才になるという記事が掲載されました。  また、カナダの大…

  7. ゆき 小説

    • 齋藤雅彦
    • 3日前 更新
    • 1,452文字

    たとえば左右非対称の図形を反転させるとどのような見えかたになるかという問題が知能テストにあるが、あれを丸暗記で解こうとしたら常人の脳はたちまちパンクしてしまう。丸暗記には限界がある。使える知性と…

  8. 小説

    • 齋藤雅彦
    • 6日前 更新
    • 870文字

    子どものころ、浦島太郎の話をきいたとき、とてもショックだった。  竜宮城で楽しく過ごしてたらえらい月日が経っていたこと。さんざんちやほやしてくれた乙姫様からもらった玉手箱を開けたら老人になってし…

  9. 足王神社 小説

    • 諏訪真
    • 6日前 更新
    • 4,953文字

    十年近くテコンドーをやっていた人が、膝に矢を受けてテコンドーを一時断念した、というだけの話。 合評会2021年1月参加作品。お題は「初〇〇」「〇〇初め」「〇〇始め」

  10. 盆ダンス考 小説

    • 齋藤雅彦
    • 6日前 更新
    • 1,410文字

    都心から戻り、コーヒーショップで涼みながら、窓の外をながめていると、束ねた髪をサイドでまとめた、セーラー服の三人組が通り過ぎた。盆ダンスのレッスン帰りのようだ。  盆ダンスの上手い女性は、右手の…