七十八歳、元農家。小学校しか出ていない男が、桐箪笥の底に五十年、一人で本を隠してきた。秘密を守り抜いたはずの夜、一通の留守電が、彼の楷書を初めて歪ませる。
届出の不備は赤で囲むことになっている──では、届け出られない感情は、何色で囲めばいいのか。
誰の中にでもある憂鬱や疑問。あるフーゾク嬢に出会い ぼくは『いのち』を考える。
一人暮らしを決心して、安いという理由だけで訳あり物件を引っ越し先に選んだわけだが、それがとんでもない訳ありで……。 悪魔と妖怪が住むアパートのほのぼのドタバタ劇。
ナツキ第9話 過去編
骨が軋み尿意を催す。僕とあなたの間にずっと流れ続ける。冷蔵庫のハイネケンは冷えてる。誰のものかは忘れた。今僕しかそれを飲む人はいない。
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