いい曲だけど名前は知らない 高橋文樹自選掌編集 高橋文樹(著)

2013年から2019年にかけて破滅派で発表された掌編から選りすぐりのものを集めました。大人向けの恋愛小説から、時事ネタを取り扱ったユーモア、異国の地を舞台にしたパニックものなど、ジャンルフィクションの枠に止まらない、幅広い作風をお楽しみください。

¥ 250

  1. 完結済み ( 2014 年 10 月 24 日 〜 2019 年 3 月 5 日 )
  2. 10 作品収録
  3. 55,272文字
  4. あとがき付き(約280文字)

Authors & Editors 執筆者一覧

高橋文樹

高橋文樹 著者

日本の小説家。1979年8月16日に千葉県に生まれる。株式会社破滅派代表取締役。太宰治や大江健三郎を輩出した東大仏文科在学中に『途中下車』で幻冬舎NET学生文学大賞を受賞し、幸福な作家デビューを果たすも、その後辛酸を舐める。2007年、『アウレリャーノがやってくる』で第39回新潮新人賞を受賞するも、単行本化されず、この世のすべてを憎むようになる。
自分の作品は自分で世に出すというDIY精神のもとに、日夜活動をしているプログラマーとしての側面もあり、千葉県でもっともGIthubスターを稼いだPHPエンジニアでもある。趣味は家づくりで、山梨に自分で家を建てた。

Works 収録作一覧

  1. 高橋文樹

    1. 朝のきたい

    • 439文字
    • 2017 年 9 月 26 日公開

    ぼくは週の半分、ソファで眠っている。

  2. 高橋文樹

    2. マスターピース

    • 小説
    • 8,332文字
    • 2014 年 11 月 19 日公開

    平凡を自称する男が近所にできたばかりの床屋を訪れる。好奇心から始まった床屋通いが、いつしか深刻な映画監督マリオ・マチャードの話になる。非対称会話小説。

  3. 高橋文樹

    3. 教会にて

    • 小説
    • 1,032文字
    • 2015 年 6 月 16 日公開 更新

    いつだったか忘れたが、NHKのディレクターに「桜庭一樹先生が番組で超ショート小説を募集するからなにか書いてくれ」と頼まれて書いた。その後、どうなったかは知らない。お題は「教会 少女 カーテン」だった。

  4. 高橋文樹

    4. 女はすぐに終電を忘れる

    • 小説
    • 13,098文字
    • 2016 年 8 月 23 日公開

    女たらしの柿崎は美しい女と食事をする。映画の話をし、夜遅くなり、いままでそうしてきたように、彼女と寝ようとする。しかし、彼女は実のところ……映画のように人生は激的に変わる。アーバン・ホラー掌編。

  5. 高橋文樹

    5. 大人はゆずってくれない

    • 小説
    • 2,778文字
    • 2017 年 8 月 17 日公開

    破滅派合評会二〇一七年八月参加作品。お題は「パリでテロがあった」。ちょうどパリに行ったばかりで、滞在中にサン=ゼリゼ通りでテロもあったので、記憶を頼りにお題のまま書いた。

  6. 高橋文樹

    6. 丁寧な女体盛りの前書き

    • 小説
    • 5,350文字
    • 2019 年 3 月 5 日公開

    会田誠という美術家の授業で「苦痛を受けた」という理由から、京都造形大学が受講生から訴えられた。この訴訟事件を受け、受け手に無限に配慮した小説を着想。あるいは、未来の小説はこんな前置きが普通になるかもしれない、という皮肉を込めて。

  7. 高橋文樹

    7. 小僧のザリガニ

    • 小説
    • 5,285文字
    • 2015 年 9 月 1 日公開

    「夏の実話」をテーマにした、第二回SS合評のための掌編。幼かった私は公園で話しかけてきた年かさの男の子たちに連れられ、ザリガニの漁場を目指すが、あるトラブルに巻き込まれる。四歳か五歳の頃の記憶。タイトルおよび構成は志賀直哉「小僧の神様」を意識した。

  8. 高橋文樹

    8. 僕は不倫をしたことがない

    • 小説
    • 3,610文字
    • 2017 年 4 月 21 日公開

    破滅派合評会二〇一七年四月「酒と不倫」参加作品。「僕」には好きな人がいる。彼女がゴールデン街のカウンターで寝物語をするのが、僕には苦しくてたまらない。藤城孝輔に「スライス・オブ・ライフ」と評された掌編。

  9. 高橋文樹

    9. いい曲だけど名前は知らない

    • 小説
    • 10,076文字
    • 2014 年 10 月 24 日公開

    感じのよい喫茶店で、男は涙をこらえる。歌詞も聞き取れないような美しい歌が、彼の過去を清算する手助けをする。音楽はいつもそんな風にしてある。

  10. 高橋文樹

    10. てぶくろのきらいなひと

    • 448文字
    • 2016 年 2 月 8 日公開

    世の中には手袋を嫌う人がいて、ぼくはとても不思議だ。

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