モロゾフ入門 天才無国籍多言語作家を読む

もしあなたがWeb時代の文学に興味があるならば、一度はエメーリャエンコ・モロゾフの名を聞いたことがあるだろう。本書は謎めいたモロゾフの文学の精髄に迫る決定版である。本書は本邦初の入門書であり、モロゾフの未訳作品を多く含むほか、インタビューなどの貴重な情報源も収録。ウェブ上に「偏在」するモロゾフ作品のリストも収録している。

【識者からの紹介】
モロゾフは、新反動主義を上書きする、ミームの時代の言葉の人糞――まさに、 〈加速する肉襦袢〉なのだ。——樋口恭介

¥ N/A

  1. 完結済み ( 2019 年 5 月 6 日 〜 2019 年 5 月 9 日 )
  2. 14 作品収録
  3. 104,977文字
  4. あとがき付き(約2,513文字)

Authors & Editors 執筆者・編集者

佐川恭一

佐川恭一 執筆

京都大学文学部卒。2011年『終わりなき不在』で日本文学館出版大賞受賞。2014年『わが逃走』でマイナビeBooksコンテスト入賞、『シュトラーパゼムの穏やかな午後』でクランチノベルズ新人賞奨励賞受賞。2017年『無能男』でもんもん文学賞受賞。同年発売の『サークルクラッシャー麻紀』がロングセラーを記録。2018年より小説すばる(集英社)でコラム『愛すべきアホどもの肖像』連載。

波野發作

波野發作 執筆

俺も恥の多い人生を送っております。

Juan.B

Juan.B 執筆

ラテン系ハーフ。「混血混沌」ライフワーク。社会、差別、エログロetc
ウェブログは「太い混血」にて。小説以外の文章も公開。

工藤 はじめ

工藤 はじめ 執筆

皆さんはじめまして。いきなりですが、私は、編集者からの評価が日本一低い作家で、有害な小説ばかり書く作家なんです。(石原慎太郎ほど有害ではないので安心して下さいね☆)新しい文学運動を始めました。「何のため運動」って言います。詳しくは私のウェブで。「ばか」や「作者を殴りたい」の評価をうけると喜びます。

瀧上ルーシー

瀧上ルーシー 執筆

長年、新人賞通らない系おっさんです。統合失調症のすぐ疲れちゃうおじさんでもある。

Fujiki

Fujiki 執筆

NovelJam 2018秋 藤井太洋賞受賞。

春風亭どれみ

春風亭どれみ 執筆

後ろ向きのまま前に進むタイプの作品も書いてみたかったので......

大猫

大猫 執筆

酒が好きです。趣味は回文作りと相撲観戦です。
小説は長いのも短いのも書きます。ストーリー性の高い小説が、読むのも書くのも好きです。エッチなのも大好きです。

羊介 a.k.a.I2EYE

羊介 a.k.a.I2EYE 執筆

諏訪靖彦

諏訪靖彦 執筆

商業高校卒。24歳のときバックパックを背負いヨーロッパを旅するが、幸せの青い鳥を見つけることができず半年で帰国。その後、職を転々として友人とITインフラ構築会社を興すも自己免疫疾患を患い現在療養中。

Blur Matsuo

Blur Matsuo 執筆

1983年生まれ。フリーライター、編集者。
文芸誌への公募を行いつつ、作家デビューを夢見るサブカルクソ野郎。

アシリ・ユク

アシリ・ユク 執筆

静狩生まれ。文学研究、翻訳、熟女マニア。現在はエメーリャエンコ・モロゾフの翻訳に注力している。

カナエ・ユウイチ

カナエ・ユウイチ 執筆

作家

高橋文樹

高橋文樹 編集

日本の小説家。1979年8月16日に千葉県に生まれる。株式会社破滅派代表取締役。太宰治や大江健三郎を輩出した東大仏文科在学中に『途中下車』で幻冬舎NET学生文学大賞を受賞し、幸福な作家デビューを果たすも、その後辛酸を舐める。2007年、『アウレリャーノがやってくる』で第39回新潮新人賞を受賞するも、単行本化されず、この世のすべてを憎むようになる。
自分の作品は自分で世に出すというDIY精神のもとに、日夜活動をしているプログラマーとしての側面もあり、千葉県でもっともGIthubスターを稼いだPHPエンジニアでもある。趣味は家づくりで、山梨に自分で家を建てた。

How people say みんなの反応

Works 掲載作一覧

  1. 1

    ダイナソーエイジ・エメーリャトリエンナーレ 小説

    • カナエ・ユウイチ
    • 2ヶ月前
    • 15,305文字

    原題:Les métamorphoses d'un escroc
    気鋭のオンライン除霊師ダイナソー・エイジはウェバー州立大学で行われたアムウェイのパーティーで狙撃を受け、エメーリャエンコ・モロゾフの化石を発見する。それをあこがれの恐竜と勘違いした彼は故郷ダンコン村でアートフェスティバルをもくろみ……。ノーベル文学賞2018応募作品。

  2. 2

    エメーリャエンコ・モロゾフの横顔 〜量子力学と文学の大いなる融合を前に〜 ルポ

    • 波野發作
    • 2ヶ月前
    • 5,136文字

    書肆蔦屋と牢屋敷の町、小伝馬町。十思公園でぼんやりと地面の蟻の動向を眺めていたら、ひとりの老紳士が近づいてきた。「あなたはエメーリャエンコ・モロゾフを知っていますか?」私が知らないと答えると、紳士は残念そうな顔で「ソープランドに行く金がないのでカンパしてほしい」と言った。生憎持ち合わせが少なかったのでなけなしの津田梅子札を渡すと、お辞儀をして手刀を切って受け取った。

  3. 3

    E.モロゾフ伝~マンエキス・テコキネティクスの起源~ 小説

    • 佐川恭一
    • 2ヶ月前
    • 6,493文字

    多言語作家モロゾフの日本における生活はそのキャリアにおいて 重要な意味を持つ。モロゾフ研究の第一人者による、最新ルポル タージュ。モロゾフの研究誌”Morozoff.Style”と同時掲載。

  4. 4

    MMインタビュー一九九七 対談など

    • アシリ・ユク
    • 2ヶ月前
    • 4,830文字

    1997年に実現したマリリン・マンソンの初来日。
    それに合わせて行われたインタビューが都内のラーメン二郎インスパイア系の店で行われた。

  5. 5

    M.I.L.F 小説

    • 羊介 a.k.a.I2EYE
    • 2ヶ月前
    • 4,403文字

    多言語作家モロゾフはその多産ゆえに多くの公募作品が残されて いる。作風も幅広く、あらゆるジャンル小説に対応している。本 稿もそうした応募作品の一つであり、モロゾフの才能の幅広さを 立証している。

  6. 6

    薔薇の刻印 小説

    • 大猫
    • 2ヶ月前
    • 5,481文字

    新発見の貴重な記録よりモロゾフの少年時代の苦難を壮大な筆致で再構築した。また末尾にモロゾフ自身が万感の思いを込めて記した一文を付録として載せたので併せて精読されたい。

  7. 7

    エメーリャエンコ・モロゾフとは何者か ~2019/04/04 インタビュー~ 対談など

    • 諏訪靖彦
    • 2ヶ月前
    • 2,016文字

    『モロゾフ入門』に寄稿するにあたり、私はモロゾフ氏が入院している西新宿の大学病院で「エメーリャエンコ・モロゾフとは何者なのか」と題して本人に直接インタビューを敢行した。しかし、インタビューを終え事務所で文字を起こしていると、私が会った人物が本当にモロゾフ氏だったのか自信がなくなってきた。本物のモロゾフ氏だったのか、モロゾフ氏を騙った別人だったのか、本書を読まれた諸兄姉らに判断を委ねたい。

  8. 8

    白い割烹着 小説

    • 工藤 はじめ
    • 2ヶ月前
    • 5,567文字

    これから始まる小説は、いろいろと世間を騒がせたタレント松居一代の個人事務所のパソコンに眠っていたエメーリャエンコ・モロゾフの私小説です。サーバーとして運用しているパソコンのフォルダの奥底の階層に隠されており、ブルガリア語で記されていました。松居一代はそれをコンピュータウイルスだと誤解したようですが、松居一代の個人事務所で働く工藤はじめがその文字列のコピーを自宅のパソコンに送信し、辞書を片手に翻訳を試みました。

  9. 9

    『モロゾフの詩』殺人事件 小説

    • Fujiki
    • 2ヶ月前
    • 6,539文字

    破廉恥かつ不謹慎な作風で知られ、あらゆるものを冒涜する作家、エメーリャエンコ・モロゾフ。彼が発表する作品は既存の宗教・政治組織の怒りを買い、ついには翻訳者が殺害される事件に発展した。伝播する暴力。拡散される悪意。侵されるプライベートな領域。はたして犯人はいったい何者なのか!?

  10. 10

    エメーリャエンコ・モロゾフになった日 小説

    • 諏訪靖彦
    • 2ヶ月前
    • 4,268文字

    『モロゾフ入門』の刊行を知らせにきた男から「改めてエメーリャエンコ・モロゾフとは何者か教えてほしい」と言われた。朧気な意識に覆いかぶさる遮光カーテンを一枚一枚捲りながら記憶の海に潜っていく。ああそうだ、三白がはらはらと舞う日、私はエメーリャエンコ・モロゾフになったのだ。

  11. 11

    エメーリャエンコ・モロゾフVS破滅ミク 小説

    • Blur Matsuo
    • 2ヶ月前
    • 11,640文字

    エメーリャエンコ・モロゾフと破滅ミクの壮絶な戦いを描いた自伝的SF 。東京を救ったモロゾフによる述懐を元にあの名作映画『シン・ゴジラ』が生まれたとされている。

  12. 12

    モロゾフ・アンダーグラウンド・サバイバル 小説

    • 瀧上ルーシー
    • 2ヶ月前
    • 4,648文字

    好奇心旺盛なモロゾフは日本人女性も好きだった。ホームレスにはならなくてすんだが、その先で彼を待っていた光景とは。

  13. 13

    吾妻ゑびすとヱイリアン 小説

    • 春風亭どれみ
    • 2ヶ月前
    • 9,592文字

    この私、春風亭どれみ。保釈後の奉仕活動も兼ねて、モロゾフの隠された草稿を捜索しているうちに、いやはや、こんなものをみつけまして……。

  14. 14

    超弩級愛国者モロゾフ 小説

    • Juan.B
    • 2ヶ月前
    • 11,304文字

    皇室典範及び男系天皇存続に関する有識者会議にモロゾフが招聘された。未曽有の国難にさあモロゾフはどう立ち向かう!?

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