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タグ: ホラー

全279作(1/16ページ)
  1. 『銀板鏡』序章「硝酸の檻」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 1時間前 新着
    • 5,158文字
    • 読了10分

     死者を立たせるには、関節の音を聴かねばならぬ。  明治十年二月、雪解け泥の跳ね返る浅草観音堂の裏手、水茶屋の軒が密集する淫靡なる路地の奥処に、外光を遮断した土蔵破りの写真場があつた。  暗室を…

  2. 『青哭』終章「天涯の青」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 1日前 新着
    • 2,105文字
    • 読了4分

     土蔵の隙間より、白み始めたる朝の光が、埃の舞ふ闇を細長く射し貫いてゐた。  行燈の油はとくに尽き果て、芯の先が白煙を上げて燻る中、浄雲は膝の上に広げたる草紙の、最後の頁をそつと閉じた。  指先…

  3. 『青哭』第六章「青き血潮」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 2日前 新着
    • 2,779文字
    • 読了6分

     沈む刻は、静寂そのものであつた。  千鶴の細き両腕に抱き抱へられ、無垢の白麻の反物を幾重にも身に纏ひたる青玄は、三番目の大甕の縁に、ゆつくりとその身を預けた。  胸の裂け目より溢れ出づる黄金色…

  4. 『青哭』第五章「藍眼」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 3日前
    • 3,553文字
    • 読了7分

     突風は、染物小屋の羽目板を紙風船のやうに震はせ、関の瀬戸の荒れ狂ふ潮飛沫を、容赦なく土間へと吹き散らした。  吹き飛んだ蔀戸の開口部より、夜の海が黒々と口を開けて覗いてゐる。壇ノ浦の早瀬は白き…

  5. 『青哭』第四章「風晒しの刻」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 4日前
    • 4,231文字
    • 読了8分

     夏至を過ぎたる頃より、青玄の肉体は、決定的なる崩壊と変容の坂を転がり落ち始めた。  朝、井戸端に立ちて手桶の水を掬ひ、己の顔を映したる青玄は、そこに立ち現れたる異形を凝視して立ち竦んだ。  両…

  6. 『青哭』第三章「哭甕」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 5日前
    • 4,733文字
    • 読了9分

     染色の刻は、夜半に訪れた。  海鳴りは風の息のやうに低く唸り、満ち潮の飛沫が小屋の羽目板を濡らす中、青玄は生成りの麻布を三尺ばかり切り揃へ、水槽に浸して固く絞つた。糊気を抜き、繊維の奥まで潮気…

  7. 『青哭』第二章「灰汁と塩」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 7日前
    • 4,589文字
    • 読了9分

     千鶴が小屋に棲みつきしより、染物小屋の空気には、奇異なる凪が訪れた。  朝、引き潮の瀬戸より吹き込む風は、岩肌を削るやうに冷たく湿つてゐたが、千鶴はその風の中を物音も立てずに歩み、浜に打ち上げ…

  8. 『青哭』第一章「色なき娘」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 8日前
    • 5,050文字
    • 読了10分

     色は、痛みに似たり。  青玄の眼には、物心つきたる頃より、この世の凡百の事象が、過ちの如き鮮やかさをもつて映じてゐた。常人の眼が形を捉へ、光を分かつに留まるべきところを、青玄の瞳は、万象の底に…

  9. 『青哭』序章「海底の泥」 小説

    『殯の器』収録(連載中) #ホラー#幻想文学
    • ゐで保名
    • 9日前
    • 2,824文字
    • 読了6分

     康暦の世の、秋のことなり。  周防の国より長門の奥処へと、ただ独り草鞋の緒を締め直して巡礼の歩みを運ばせし僧・浄雲は、赤間関の荒れ果てたる浦にて、奇異なる裂を見たり。  その日は朝より陰欝なる…

  10. さるきちとぼく 小説

    #ファンタジー#ホラー
    • 浅谷童夏
    • 20日前
    • 2,352文字
    • 読了5分

    破滅派25号「児童文学」応募作「猿に勝つ」の原案です。児童向けにしては少々ホラー風味が強い気がしたので内容を大幅に変えて応募作を書きました。「猿に勝つ」はかなり字数オーバーしているので、掲載に支…

  11. 彼女が手放したものたち。 小説

    #ホラー#散文#散文詩#純文学
    • oko_rinbou
    • 2ヶ月前
    • 1,383文字
    • 読了3分

    そもそもホラー小説というものを書こうとしたのです。

  12. 熊本の友達 小説

    #ファンタジー#ホラー#合評会2026年9月
    • 浅谷童夏
    • 2ヶ月前
    • 9,630文字
    • 読了19分
    • 6件
    • 3件の評価

    熊本、地震、熊本、夏、などとぼんやり考えているうちに、ふとこれを思いつきました。字数大幅超過ですみません。2026年9月合評会応募作品。

  13. 夏越しの鐘 小説

    #ホラー#合評会2026年9月
    • 腥田をにゆり
    • 2ヶ月前
    • 10,325文字
    • 読了21分
    • 9件
    • 3件の評価

    熊本が一日も早く復興するようにという気持ちを込めて。内容が長くなってしまいましたが、申し訳ありません。お盆にしてはちょうどいい五つの怪談話です。

  14. 猿に勝つ 小説

    #SF#サスペンス#ファンタジー#ホラー#破滅派25号「児童文学」
    • 浅谷童夏
    • 3ヶ月前
    • 12,828文字
    • 読了26分

    パパが色々やらかしたせいで、戦うことが嫌いな君なのに、戦わなくちゃならなくなる。相手は猿の魂。どうすりゃいい? 対象年齢:15歳以下

  15. 夜になると…… 小説

    #ホラー#純文学
    • 腥田をにゆり
    • 5ヶ月前
    • 3,847文字
    • 読了8分

    多分アランポーの影響…いや、プーかもしれません。※ 実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。

  16. 死んでもいいわ 小説

    #ホラー#第42回文学フリマ東京原稿募集
    • 曾根崎十三
    • 6ヶ月前
    • 23,413文字
    • 読了47分

    第42回文学フリマ東京原稿応募作品です。

  17. チンパンレス 小説

    ##ユーモア#あやかし#サスペンス#ホラー#ミステリー#哲学#純文学
    • 秋山優一
    • 6ヶ月前
    • 5,309文字
    • 読了11分

    この作品はある心霊ライターが廃虚の病院に一つのタンバリンが置いてあり、謎の怪奇現象を追跡していくというホラー下ネタコメディある。

  18. 月夜のピアソラ 小説

    #ホラー#第42回文学フリマ東京原稿募集
    • 藤城孝輔
    • 6ヶ月前
    • 9,546文字
    • 読了19分

    破滅派24号「人肉」応募作。

破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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