タグ: 閉塞感 39件

  1. ナツキ A ナツキ / 小説

    • ムジナ
    • 7年前
    • 2,950文字

    本当は、これが、青春なんです。 高校3年の夏休み。だらだらと、重苦しく流れていく時間。空っぽな夏を埋めたい、ただそれだけ。ほとんど活動していない映画部で、私は映画を作り始めた。必死になってみた…

  2. 檸檬 TRAIL / 小説

    • 菊宮まひろ
    • 8年前
    • 18,913文字

    思い描いた理想が気高く美しいほど、それが敗れ去った姿は惨めでより美しい。欲するものは往々にして遠回りしなければ手に入らないのだ。

  3. 昔日の亡霊 TRAIL / 小説

    • 菊宮まひろ
    • 8年前
    • 12,955文字

    二十一歳の僕は、売人だった。さしずめ兎を追い立てる狐のような存在で、どうやって猟犬の目を掻い潜って狩りをするか、そのことしか頭になかった。

  4. 日影の因  昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 9,469文字

    「日の因子」と「影の因子」を軸に、光と影をイメージした詩を集めました。朦朧とした意識が捉える2つの因を感じてもらえたら幸いです。小説『影の影』と双子となる作品で、まずは数々の因を散りばめる大事な…

  5. [SS合評]愛の発見 小説

    • 天王丸景虎
    • 8年前
    • 9,274文字

    /* いつかはわからない。歴史の断絶が引き起こった未来のいつか。私――イリスは人類考古学者としてクーナエ発掘局で『かつて高度な文明を持ちながらも滅んでしまった人類』についての発掘調査を行っていた…

  6. 手記 小説

    • 中野Q子
    • 8年前
    • 517文字

    超短編です。この長さだからいい、と思っています。少しの個人的な我慢から生まれたフィクション(嘘)です。

  7. 殺風景 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 4,627文字

    詩です。ふと東武東上線寄居駅で蕎麦を食べたことを思い出し、そこからイメージして書きました。もっとグッチャグッチャにしてやりたかったのですが、なんだか色々と見失いそうでしたのでコンパクトにまとめま…

  8. 強烈で、鮮やかな、一瞬の輝き 小説

    • Raymond
    • 8年前
    • 11,620文字

    ニール・ヤングの「だんだん消えてゆくより燃え尽きたほうがいい」からタイトルを付けました。 病院という閉鎖的な共同体の中での小説だが、終盤にシュールレアリスム的な方向に進む前衛小説。

  9. 命乞い 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 1,409文字

    だいぶ勢いをつけて書き始めた詩でした。まとめるのにちょっと苦戦しましたが、なんとかテーマにそって支離滅裂な内容に仕上がったと思います。作中の数を足す(11は1+1、360は3+6+0、3/5は3…

  10. 腹の底 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 591文字

    ちょっと暗めの詩ができました。感情的に書いてる分には面白いですが、読んでみると酷いですね。日常に有り触れたこういう言葉はいくらでも並べられるので、書くよりも削るほうが難しいです。

  11. #poem 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 255文字

    実にシンプルな詩です。表現もかなりストレートだと思います。ひねりはないですが、英語にしやすそうな言葉を選んで書きました。タイトルは午前3時の思い付きです。

  12. フーリン(グ)・アラウン(ド) 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 495文字

    11月の冷たい夜風に当たり、籤袋の中のような電子空間での騒ぎ。今日の運勢は最悪で、明日もきっと最下位だろう。わかっているのに、暗示されないと、もうドコにドウ立っているのかさえ、アヤフヤ。何もかも…

  13. ハルノアラシ 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 1,182文字

    酷いなあ、惨いなあ、と思うことって案外身から出た錆だったりしますね。ハルノアラシはどこまでも残酷で、惨いです。でも、どうしても目を離せない。

  14. 3章 暴君、あるいは斎木犀吉 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 28,055文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。とばぎんビルでぬるい労働に勤しむルシの前に現れた暴君とは?

  15. INTERLUDE 『堕天使に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,633文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの書く堕天使ルシフェルの出生譚とは。

  16. 雨の教室/落伍者の死 小説

    • 延島迦十
    • 12年前
    • 6,143文字

    蛍光灯が、蠅の羽音のように鳴った。 天井を振り仰ぎ、老いた教師は眉をひそめる。雨の湿度をはらんだ薄闇で、まるで心臓の脈動のように、明滅する白光。その光の下で震える、皺の弛んだ喉は、どこか病んだ鶏…

  17. 指導層の歴史認識における絶対的断絶(1) 小説

    • 宇治茶
    • 13年前
    • 18,143文字

    行き場のない少年や浮浪者、フリーターたちが繰り広げる、悪意の歴史的な変貌を多視点にて描いた小説

  18. 最後の経験者(3) 最後の経験者 / 小説

    • 竹之内温
    • 15年前
    • 6,348文字

    夫は死に、女三人の生活が始める。女たちはそれぞれに思いを心に秘めながら毎日を過ごす。