「竹馬二本を取れば、浅い川の向こうへ行ける。しかし、均衡は常に難しかった。」
あらすじ キリコとブラックジャック、どちらが善か——。正しさの定義を持て余す「私」は、東京の片隅で青い瞳を持つ異国の青年や、年上の恋人との時間を重ねていく。他者の視線と、そこにある真の自由を問い直す。
無料版との違い ・あとがき収録 ・作者注釈付き(今後増補予定)
実験小説、心象小説を主に制作しています。 近代文学と接続して、小説の新たな可能性を模索しています。
一、カレー キリコは悪で、ブラックジャックは善。果たしてそうだろうか?——朝になったら、私は相変わらずこの前のカレー屋で読んだ単行本に悩まされて、しかも、卒論を書くために文献が溜まっているのだが、私は何故か […]
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