タグ: ホラー 207件

  1. 化け物母さん 小説

    • 貯畜
    • 17年前
    • 0文字

    浜辺で美しい女性を見かけた「私」のうちに蘇る、忌まわしい女の話。十九世紀末、身体障害者が見世物にされていた時代のフランスの風俗を取り混ぜて、短編小説の名手が書く怪奇譚。

  2. K線の秩序 小説

    • 佐藤
    • 16年前
    • 6,313文字

    寒冷地を通るとある鉄道路線の車内に現れた闖入者が秩序を破壊する。落ち着いた筆致で浮かび上がる、静かで大人しい残酷さ。

  3. 左手(前編) 小説

    • 大谷マサヒロ
    • 16年前
    • 7,945文字

    妻が買ってきてくれた枕は、どう見ても男の太腿だった。平穏な生活に現れる、身体の一部。受け入れるに受け入れられない「俺」の日常を描く。

  4. 史上最低の合コンエトセトラ 小説

    • 手嶋淳
    • 16年前
    • 5,786文字

    くだらない話を垂れ流し、それでも地球は回って行く。「語り部」ならぬ「聞き部」の私は、今日もみんなの話を聞きに行く。あーつまんね。

  5. 左手(後編) 小説

    • 大谷マサヒロ
    • 16年前
    • 8,517文字

    妻が買ってきてくれた枕は、どう見ても男の太腿だった。平穏な生活に現れる、身体の一部。受け入れるに受け入れられない「俺」の日常を描く。

  6. 逆行の盆(前編) 小説

    • 佐藤
    • 16年前
    • 7,640文字

    雷に打たれて死んだ男が生き返った。見たところ、特に変わった様子はない。しかし、「生から死へ」という自然の摂理を逆行した彼を待っていたのは、不思議な出来事だった。不気味さとおかしみの同居する、ユー…

  7. 逆行の盆(後編) 小説

    • 佐藤
    • 16年前
    • 6,983文字

    落雷で死んだ男は、排泄物を尻から吸い込み、完璧な料理として吐き出す力を身に着けた。吐き出した食物を知人に分け与えると、美味い美味いとありがたがる友人たち。そんな悪ふざけが続く中、旧知の女性と食事…

  8. 偽名癌 小説

    • 坂露シロタ
    • 13年前
    • 16,898文字

    小説を書くことで人は自分には無意味で無害な偽名癌に侵されていく。

  9. 笑福 小説

    • 聖騎士
    • 13年前
    • 19,064文字

    『笑う門には福きたる』……誰も死なない。幽霊や怨 霊なども出てこない。みんな笑顔で世界が平和になる、世にも恐ろしいお話です。平和とは? 幸せとは? 神による痛烈なアイロニー! あなたはこの恐怖に…

    • 菅原典子
    • 13年前
    • 83文字

    去年、虚しく、貴重な体験をした時に書いたものです。肉体と精神の喜びはまったく違うところで感じると知った時のものです。

  10. 不安 小説

    • 悦也
    • 13年前
    • 3,771文字

    何処に向かっているのか、何故前に進むのかもわからないままただ橋の上を歩き続ける人々の群れ。それはいつしか一つの大きな流れとなり、徐々に速度を上げ、抗う個人の意思さえも呑み込んで行く……

  11. 月下贖路 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 708文字

    後暗さの結晶のような詩です。つい先日、庭で異常に繁殖し始めた石実皮を、通りすがりの老人Aがカメラで撮影していました。その姿を簾越しに眺めていたら、老人Aは傍にあった南天の実をいつくかもぎ取ってい…

  12. 命乞い 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 1,409文字

    だいぶ勢いをつけて書き始めた詩でした。まとめるのにちょっと苦戦しましたが、なんとかテーマにそって支離滅裂な内容に仕上がったと思います。作中の数を足す(11は1+1、360は3+6+0、3/5は3…

  13. 殺風景 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 4,627文字

    詩です。ふと東武東上線寄居駅で蕎麦を食べたことを思い出し、そこからイメージして書きました。もっとグッチャグッチャにしてやりたかったのですが、なんだか色々と見失いそうでしたのでコンパクトにまとめま…

  14. はつこいオブ・ザ・デッド(1) はつこいオブ・ザ・デッド / 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 4,256文字

    いつもの通り、出勤のために降りた品川駅で、「俺」はパニックに巻き込まれる。階段で押し合う群衆の狂気を避ける最中、たまたま近くにいた女子高生と連れ立つことに。やがて、ほとぼりが覚めた頃に見たのは、…

  15. はつこいオブ・ザ・デッド(2) はつこいオブ・ザ・デッド / 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 3,903文字

    品川駅でのパニックに巻き込まれ、女子高生とともに清掃室に逃げ込んだ俺。そっと外を覗くと、なにやらゾンビらしきオッサンが頭に竹籤を刺されていた。やがてパニックは収まり、オッサンは警察に鎮圧されたの…

  16. はつこいオブ・ザ・デッド(3) はつこいオブ・ザ・デッド / 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 4,816文字

    品川でのパニックの翌日、「俺」は普通に出社した。その夜、社長の山本さんと一緒にいった焼き鳥屋で、俺はあの男に再会する。ゾンビ小説の鉄板であるスーパーマーケットは出てくるのか?

  17. はつこいオブ・ザ・デッド(4) はつこいオブ・ザ・デッド / 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 5,084文字

    焼き鳥屋での惨劇を目撃した「俺」は今後訪れるだろうパニックに備え、登山用バッグに荷物を色々と詰め込む。翌朝、社長の山本さんと一緒に訪れた警察での捜査協力で「俺」の言葉を聞いて怯えた山本さんは……