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東京守護天使 Tokyo Gardian Angel

小説家を目指している(らしい)女の子の元へ届いた手紙は、ルシ・フェル樹を名乗る男によるものだった。彼はその子のネタになるようにと、ビル警備員として勤める職場について語りはじめる。書簡体喜劇小説。

¥ 999

  1. 完結済み ( 2015 年 6 月 19 日 〜 2015 年 7 月 12 日 )
  2. 13 作品収録
  3. 193,065文字
  4. あとがき付き(約2,224文字)

Authors & Editors 執筆者・編集者

高橋文樹

高橋文樹 編集・執筆

日本の小説家。1979年8月16日に千葉県に生まれる。株式会社破滅派代表取締役。太宰治や大江健三郎を輩出した東大仏文科在学中に『途中下車』で幻冬舎NET学生文学大賞を受賞し、幸福な作家デビューを果たすも、その後辛酸を舐める。2007年、『アウレリャーノがやってくる』で第39回新潮新人賞を受賞するも、単行本化されず、この世のすべてを憎むようになる。
自分の作品は自分で世に出すというDIY精神のもとに、日夜活動をしているプログラマーとしての側面もあり、千葉県でもっともGIthubスターを稼いだPHPエンジニアでもある。趣味は家づくりで、山梨に自分で家を建てた。

How people say みんなの反応



4.5
5件の評価)


  1. ルシ・フェル樹がペニーレインに送るメールとして語られる日々の出来事と、それに呼応するようにしてペニーレインが綴る宗教説話が奇妙に崇高な掛け合いとして機能しています。中島らも作品が好きな方ならきっとこちらもお好みではないでしょうか。

    Amazonレビュー
  2. 高橋文樹の『東京守護天使』

    舞城王太郎や阿部和重なんかが好きな人にはお勧め。

    東大仏文科卒だけあって上記二人よりも語彙力が豊富・言葉の扱いも巧みで、言葉遊びに長けている。

    笑えて泣けるというエンタメ要素も抑えつつ、新潮新人賞出身だけあって純文学の読み手にも満足を与える前衛性と知識、問題提議も含んでいる。

    電子書籍でしか読めないが、多くの人に読んでもらいたい名作である。

    from peace.2ch.net
  3. 朝倉大介さんの楽曲が引用されてたり、古谷実さんの漫画が登場したり、いわゆる現代っ子目線で書かれているのに、エンタメ小説と断定できない何か底知れぬものを感じる。最後の「呑海」さんのセリフに涙が止まらなかった。

    from bookmeter.com

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Works 掲載作一覧

  1. 1

    序章 地の底へ 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 7,729文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ルシの手紙から、警備員業界の地獄が描かれる。

  2. 2

    INTERLUDE 『堕天使に関する異論』 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 5,784文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの書く堕天使ルシフェルの出生譚とは。

  3. 3

    1章 日本橋の堕天使たち 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 17,321文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。日本の中心、東京都中央区日本橋で警備員のバイトをはじめたルシ。情熱に満ちた彼を迎える無気力な警備員の面々とは。

  4. 4

    INTERLUDE 『放蕩に関する異論』 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 7,128文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの提示する新しい「放蕩息子」像とは。

  5. 5

    2章 ほんとうにスペッシャルなもの 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 24,605文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ルシの語る大島旅行記。それぞれに悩みを抱える若者たちが三原山の山頂で発見した真実とは?

  6. 6

    INTERLUDE 『粛清に関する異論』 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 6,406文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーが提唱する「クジラに飲まれたヨナ」に関する異説とは。

  7. 7

    3章 暴君、あるいは斎木犀吉 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 28,534文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。とばぎんビルでぬるい労働に勤しむルシの前に現れた暴君とは?

  8. 8

    INTERLUDE 『大洪水に関する異論』 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 5,381文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。有名な「ノアの箱船」に隠された悲しき男のエピソードとは?

  9. 9

    4章 2は1よりも正しい 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 25,825文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。とばぎんビルを襲った史上最低の大洪水。東京の中心でウンコの洪水が全てを押し流し、人類は崩壊の危機を迎える。

  10. 10

    INTERLUDE 『裏切りに関する異論』 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 5,609文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの手によって、イスカリオテのユダは欲深い裏切り者ではなく、熱狂的な信者として描かれる。言葉を額面通りに受けとることがついに裏切りにつながるのだ。

  11. 11

    5章 ぽいのぱいよう 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 27,391文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。労働運動に身を投じたルシの唯一の味方であった油田を待ち受けていた運命が、物語を激変させる。

  12. 12

    INTERLUDE 『復活に関する異論』 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 5,136文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。キリストの復活に対して、ペニーは新たな解釈を掲げる。それは果たして、傷付いたルシを救うのだろうか。

  13. 13

    終章 新しい世界からこんにちは 小説

    • 高橋文樹
    • 1年前
    • 11,131文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。東京の守護天使の生態を描いたプロレタリアート文学はなぜか沖縄で感動のフィナーレを迎える。

¥ 999

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