鏡面の湖に私だけが浮いている絵葉書
ベールを被った少年時代が地平に開いた踏み段を、踊り場を飛び越える。まどべに灯りはあり、呪縛のよう箱庭あり、手招く辺り。
統合失調症の僕が体験した幻覚や幻聴を文章にしました。
しおからい うみから ぎょうこうを みています (この胸に腹にそっとおさめる) ―― 海宙光芒
兵庫県南あわじ市《若人の広場公園》1967(昭和42)年竣工。設計:丹下健三
含ませるほど散漫で幅も厚みもない、ただ奇麗に並んでって
傷だらけの溝に埋まる、正体を、君と名付けて見ようとした。
自分と彼女の距離が近過ぎて、彼女に気付けなかった、灯台下暗し的な小説。
脇道から逸れ和やかな場所へふと帰り着く。そんな、ひとたびのこと。
あまりにも暑いです。暑すぎる。涼しくなって欲しいです。
しょうじのあな
炎が奔走する少しの熱が 本能にそそぐように、囲炉裏での 祈り願っている詩だと想うことにして
ウキウキでかきました。
この嫋やかな手
可視化された幸福がそこらじゅうで、線香花火の化碑を撒き散らしていた
G棟で共同生活を送る女たちの物語。「わたし」は、「リエちゃん」と出会う。
喚きはじめた銀の鸚鵡の あの幼女の、死が黒猫に擬態したものに近く 雨漏りを眺める
合評会2023年7月参加作品。カリスマIT起業家の自伝的小説。汚い話にはしたくないなあと思っていましたが普通に汚い話になりました。閲覧注意。