Hypnagogic Drift|ヒプナゴジック・ドリフト 燐銀豆|リンギンズ(著)

ご安心ください。Hypnagogic Drift は、政府の定めた安全基準をクリアした小説です。

  1. 連載中 (最終更新: 2023 年 12 月 3 日 )
  2. 5 作品収録
  3. 60,062文字(400字詰原稿用紙151枚)

Authors & Editors 執筆者一覧

燐銀豆|リンギンズ

燐銀豆|リンギンズ 著者

一般的な会社員。男性。特技なし。
https://note.com/rootroom

Works 収録作一覧

  1. 燐銀豆|リンギンズ

    1. そこがあんたのいいところ

    • 小説
    • 10,021文字
    • 2023 年 7 月 1 日公開

    ▽あらすじ▽
    軽音楽部の椎那と林は、腹を壊した部長を見限って下北沢に遠征。
    グレードアップしたベースのお披露目の場を求め、椎那は裏路地に偏在するポスト・ヒプナゴジック様式のライブハウスに参加。
    「親戚の子ども」のテルオが椎那に送る、純情かつ性的な視線。悪魔のカラスと結託。
    椎那は集合する老人たちをベースで薙ぎ払い、看破されたテルオは心に深めの傷を負う。

  2. 燐銀豆|リンギンズ

    2. あなたは人間じゃない

    • 小説
    • 11,461文字
    • 2023 年 8 月 5 日公開

    ▽あらすじ▽
    他人の結婚式の二次会を台無しにする二元論者の二人組。
    社会問題を直接注ぎ込んで頭の中がドロドロのシェイク状態。
    オールバックの女性はベッドの上で髪を下ろして変貌。
    出社した煌瑠雄の退屈なルーティンが崩れる。
    監視AIがホスピタリティを理解しないせいで状況悪化。
    ポルノを直接注ぎ込んで、頭の中がドロドロのシェイク状態。
    外で気に入ったものを拾ったら、一旦家に持ち帰ること。

  3. 燐銀豆|リンギンズ

    3. まだ、涙はでるか

    • 小説
    • 11,126文字
    • 2023 年 9 月 3 日公開

    ▽あらすじ▽
    マーサは速度を出すために身体を改造している。
    サムがマーサをオープンカーに乗せて、海岸線をドライブする。
    世界陸上の舞台で、ハイジャンパーのノミの首がねじ切られる。
    サムはフェリス・スプリンターと秘密の相談をする。
    涙を道しるべに夜道をスプリントするマーサは、最高速度を出して原因と結果を逆転させる。
    一定の速度が悲しみを置き去りにする。

  4. 燐銀豆|リンギンズ

    4. ジャンプ用の浮石としての二〇二三年(リンギンズ氏インタビュー)

    • 小説
    • 10,377文字
    • 2023 年 10 月 15 日公開

    ▽あらすじ▽
    菫ニードル<D状態のコケシ>は学生である。
    彼は「完全なる陳腐」であった二〇二三年の再評価のきっかけをつくった理論的方法ではなく、忘却されて久しいインタビューという手法を選んだ。なぜなら彼はまだ若く、たいていの若者は他人と違うなにかをなしとげたいと願うものだからだ。
    おかげで当記事では、約一〇〇年前、つまり二〇二三を生き抜いたと主張する作家のリンギンズ某の記憶が明らかになる。

  5. 燐銀豆|リンギンズ

    5. 焦げと鮫

    • 小説
    • 17,077文字
    • 2023 年 12 月 3 日公開

    ▽あらすじ▽
    綾野湖華は仕事のミスで、うっかり人を殺してしまう。
    湖華は次の仕事場に向かう途中で同業の江沼沙芽に遭遇し、地下で難民たちと宴会をすることになる。
    一緒に買い出しに行く道中で沙芽は、湖華の振る舞いに違和感を覚える。
    地下での突発の残業に、湖華は真面目に取り組む。
    帰宅後のお風呂の中で、湖華の頭の中の違和感が煙のように消えていく。
    明日から一人気ままな三連休、最高じゃん!

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