2019年の投稿一覧 517件

投稿作品を日付別に表示しています。

  1. フォガティ・イン・ザ・レイン 小説

    • ハギワラシンジ
    • 4年前
    • 21,288文字

    「私は理由なんてただの自己弁護だと思うんだ」と彼女は言った。 「モノに理由がある時、それはそれが存在するための自己弁護としか思えないんだ」

  2. 006 春の嵐 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 328文字

        きもちわるい 猫の唄   闇に光るピカピカおめめ   充血し柔い肉球に私の中のをんながざわわと動き出すから どうか耳栓を下さい どうか 耳障りな本…

  3. 005 サンタクローズが去った朝に 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 357文字

        髭面の聖者が街から去った日 煤すすとリボンの切れ端が転々と 街灯の光線が朝焼けに同化する頃に 僕は歩道橋の上から赤色の点滅信号をいつもの様に眺めていた   …

  4. かくおとこと志賀直哉 かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 4年前
    • 3,134文字

    批評でもめた経験がある人は読んでください。

  5. 11月下旬の日曜日。 小説

    • 一希 零
    • 4年前
    • 3,039文字

    意味はありません。

  6. 004 不眠魚 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 231文字

        深夜、落涙の海に 背鰭に輝く綺麗な名前の名札を 月光に反射させて 水面下は二重の曲線が交錯して螺旋   ぽちゃ り と尾、迂回した旋回   見分け…

  7. 003 目分量 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 220文字

        それは場末のサアカス団を観終えた後 揺れなくなった空中ブランコの下で からっぽのライオンは眠ってゐる 散り散りの紙吹雪こてんぱんの檻 出刃包丁の柄は煌々とぬめってゐる…

  8. タカユキの生態──ある教養番組 小説

    • 島田梟
    • 4年前
    • 3,778文字

    NHKの教育番組好きだった人は脳内再生できるかも?

  9. 靴ひも結び 早朝学植物誌 / 小説

    • 多宇加世
    • 4年前
    • 3,941文字

    読み切り掌編。 読書していて読み終える頃ふと、家族から離れてどこかに行った時と同じ気分になることがある。 その行き先で家族のことを振り返ることや、そこに家族の知らない私があるということ(話し…

  10. かくおとことのむおんな かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 4年前
    • 1,969文字

    妻とファミレスに来ました。で、書きました。

  11. 名もなき母 小説

    • 深澤うろこ
    • 4年前
    • 1,998文字

    第一回ブンゲイファイトクラブ予選敗退作。

  12. うずまきひっくりかえる 小説

    • 島田梟
    • 4年前
    • 19,471文字

    故障したエレベーターに閉じ込められた男女を、ああだこうだ言いながら眺めるという話。 繰り返されるいざこざ。 助ける意欲の低い住民。 エレベーターが一階に降りた時、何が起きるのか? 何が…

  13. サボテンのくだ 小説

    • 深澤うろこ
    • 4年前
    • 3,487文字

    生きてるのに生きてないような顔をしているあなたがきらい。

  14. 遊園地とピンホールカメラ 小説

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 5,666文字

    錆びた遊具、色褪せた塗装――。 夕暮れ時の遊園地で出会った少年と少女の小さな物語。

  15. 002 空豆の空 夕闇通り七番街、店名は「深淵」でス。 /

    • 七曲カドニウム
    • 4年前
    • 307文字

      空豆と云う響きは悲しい   雨が降る午後に空豆の皮を剥いた   四角い箱からは当たり障りの無い 組み合わせの羅列が流れ 通過しては留まりもせず 消え行く 滞る方…

  16. 人生を台無しにするちらかしの魔法 小説

    • 高橋文樹
    • 4年前
    • 16,813文字

    タイトルを思いついてからすぐに書き始めたが、発表の機会がなかった。本日、アメリカでブレイクした「こんまり」が散々人に物を捨てさせた挙句、その空いたスペースに彼女のオリジナルグッズを売りつけようと…

  17. 本屋に住む 早朝学植物誌 / 小説

    • 多宇加世
    • 4年前
    • 1,876文字

    読み切り掌編作品。子供の頃考えていた結婚について、大人の自分がふと思い出したことを書いてみました。

  18. Adan #24 Adan / 小説

    • eyck
    • 4年前
    • 1,531文字

    僕にキスしたのは誰?〈13〉