方舟謝肉祭(3)

方舟謝肉祭(第3話)

高橋文樹

小説

7,363文字

性格の悪い語り手Fは、ミツムネ氏に関する情報を得ようと、祖母の元を訪れる。おぞましくも可愛らしい祖母は、ミツムネ氏について尋ねるFに対して、なぜか激昂するのだった。

Chapter ONE……回想(レミニッセンス)がやってきたヤアヤアヤア!

 

さて、すべての人がなにかに忙殺されている時代にこんな口を利くのも恐縮するが、フリーターはそんなにフリーじゃない。実際、僕は生活費を稼ぐために週五日間もアルバイトをしている。生活費といっても、大したものではない、十三万円弱だ。

本を買わなくてはならないから、外出は控えめだ。シネセゾンよりもツタヤになるし、ディズニー・シーのアトラクションよりも東京高等裁判所での傍聴になる。がんばって海外旅行に行くとしても、利用できるのはカタール航空やアエロ・フロートになってしまう。貧困の惨めさはいつも固有名詞となって表現されるのである。

さらに、貧困は恋愛にも影響を及ぼす。

かつて付き合っていた派遣社員の女は、部屋と公園とツタヤ――セックスと徒歩とビデオテープ――に象徴される付き合いにうんざりし、僕よりも職場不倫を選んだ。いい判断だ。三文文士との付き合いや職場不倫といった経験を糧に、彼女はますます女に磨きをかけていくことだろう。

某有名商事に総合職として入った女や、日々競争原理に晒される外資系証券会社の女、看護婦、小さなアパレル・セレクトショップのオーナー等々、わりかし経済的安定を誇る女と付き合うチャンスもあった。彼女達はみな、僕の目標を応援してくれ、経済的援助を惜しまなかった。デートはいつも奢りだったし、仲が深まれば、「アルバイトを辞めなよ、書く暇ないでしょ、家賃は私が持ってもいいよ」と同棲をほのめかされることもあった。

友人達にはそれを勧める向きもあったが、そんな生活に身を投じてみても、太宰の模倣者(エピゴーネン)にしかなれないだろう。無頼派の作品が世に受け入れられないというわけではないけれども、根本的な精神性が作品の骨になるのだから、出来るものは似たものになってしまう。そもそも、太宰を好きな奴はほんとうに多いのだ。どいつもこいつも、誰かが通った道ばかり行きたがる。

そういった反復を繰り返すことで新しい差異が生まれる、歴史(イストワール)とはそういうものじゃないか?――そういう巨視的(マクロ)な意見もあったが、僕には納得しかねた。そんなのはすでに起きてしまったことへのコメントに過ぎない。何人もの空しい模倣者たちのことなど考えに置いていないコメントだ。僕の人生は一回ポッキリの微細(ミクロ)物語(イストワール)だ。傾向や確率に頼るわけにはいかなかった。

何より、僕の目的は「二十世紀の墓掘り人」になることなわけで、「二十一世紀旗手」になることじゃない。とどのつまり、自分の思い描く小説観に忠実であるためにも、ヒモになるわけにはいかないということだ。

話が少し逸れたけれど、さらにみみっちい話をしよう。恋愛以外の人付き合いだって、経済的な影響を免れないのである。

僕は同じ境遇の人間とは極力つるまないようにしていた。創作論議を戦わせて切磋琢磨……となればいいけれど、そうはならない。だらだらと夜遅くまで愚痴っぽくなるのが常だ。僕はアルバイトの合間に小説を書いていたのだから、友人づきあいはすなわち執筆時間の減少を意味していた。どうせ時間がなくなるなら、せめて執筆に役立ちそうな交際に費やした方がいい。

人付き合いでソロバンをはじくのもどうかと思うが、僕はなるべく自分と異なる人間と交際するようにしていた。一流企業に勤める人間。ドヤに宿を構える人間。最高学府の院生。カタカナの読めないお笑い芸人志望。家が超金持ちの男。貧困のため風俗で働く女。幸い、小説を書いている若者は少ないので、どこにいっても珍獣扱いされ、情報を得るには良かった。が、元々古い付き合いの人たちじゃないので、家で安焼酎『ジャイアント』を酌み交わすわけにもいかず、外食などをするはめになる。友達なら「おごってやるよ」で済ませてくれるが、赤の他人だと交際費が発生するのだ。特に、二十五を過ぎた男のキャバクラ好きにはほんとうに頭を悩まされる。

 

まあ、ここまで色々と書いてきたが、ようするに、僕は貧乏だったのだ。

突然祖母に会いに行こうと思い立ったのも、旅行に行く金があと一万円ぐらい足りなかったからだった。小説の題材としてミツムネ氏のことを聞こう、などという殊勝な気持ちがあったわけじゃない。二十五歳にもなってお小遣いを貰うのは心苦しいが、無趣味の祖母にとって年金の使い道は特にないのだ。たぶん。

荻窪に住む祖母は、スターウォーズに出演できそうなぐらい太っていた。病的といってもいい。医者も心配する……というより、匙を投げるほどの太り方で、もう一人では動けなかった。

もっとも、もう八十二歳だから、生きているだけで御の字だ。あんなに太った祖母が生きているという事実は、親戚の間で、無邪気な子供の冗談のように受け止められていた。

僕は祖母のために買った水羊羹を携え、荻窪の家のチャイムを押した。従姉のWちゃんがぬっと顔を出した。

身長百五十五センチの祖母は、九十キロ近くあった。介護用ベッドにずっと寝ていて、身の回りの世話はWちゃんがしている。T美伯母さんの娘だ。Wちゃんは僕より三つ上の二十八歳で、まだ子供を産んだことがないのに、三人は育て上げたように萎れていた。彼女は「最近、年寄り相手の詐欺が多くてね」と僕を睨みつけたことを弁解した。

祖母は寝ていた。待っていればそのうち起きるというので、本を読みながら待つことにした。しかし、Wちゃんは話し相手(無口ながらも)ができたことが嬉しいらしく、お茶を用意する傍ら、ずっと話し続ける。

「ほんとに多いんだから、訪問販売」

「知ってる。新聞で読んだ」

「こないだ私が留守にしている間にやられたのよ。いくらだと思う?」

「さあ」

「二百万円! 水道管の工事でね。そんなの必要ないのに。どうせお祖母ちゃんにいっても無駄だから、誰が来ても出ないようにしてもらってるの」

「賢明だね」

「ま、どっちみち、今のお祖母ちゃんには玄関まで行く元気もないから」

Wちゃんは祖母を見やった。祖母は年老いた海棲獣のようにベッドをきしませていた。なるほど、自力では一ミリも動けそうにない。

なんでも、祖母は一日のうちにそんなに起きてはおらず、起きても何かを食べるか、ムニャムニャしていることが多いらしかった。かつて僕に「縞状力学」を伝授した頃の聡明さは欠片もない。それでも、財布から金を抜き取るわけにはいかない。

はじめはWちゃんに付き合って、これから出番を迎えるホットカーペットを出したり、枯れたグミの枝を切り落としたりと、それらしく振舞ったけれど、枯れ木を燃やし終えた頃、妙な焦りに襲われた。燃え尽きた枯れ木はあまりにも示唆に富みすぎている。

午後四時頃。夕食の準備には早すぎ、かといって特にやることもない逢魔が刻、夕陽の差し込む荻窪の民家で僕は小説を書き始めた。前から手がけていた長編小説ではなく、原稿用紙二、三枚の掌編だ。練習がてら、僕はいつもそういうものを書くようにしていた。

『精神科医はキリストを殺しうるか』

『黄昏に夜が匂う頃』

『懐中電灯を持った英雄』

『まもなくの岸辺』

『トーク・イット・トワイス』

『タテゴトアザラシの二週間』

『果てしない脂肪の鎧』

七つの掌編小説が出来た。僕はそれをWちゃんに読ませ、感想を訊いた。「うーん」と首を傾げた彼女は、僕を傷付けまいとする様々な配慮の果てに「わかんない」とうめいた。まったく……無理いってゴメンね! 「興味がない」が正直なところだろう。ちなみに、マザー・テレサ曰く、愛情の反対は無関心だそうだ。

やがてWちゃんは夕飯の準備を始め、僕は自分の小説に手ぬるい自己批評を加えた。ときおり、不遇をかこつWちゃんの言葉に中断され、小説への意識をもう一度組み立てなおさなくてはならなくなる。庭に烏が降り立ち、きょろきょろと辺りを見回しては、怯えたように去っていく。息の根を止められてしまいそうなほどメロウな時間の流れ。すべてが惨めさの中へ沈殿していく。

と、僕のグランド・マザーは首だけ起き上がっていた。

「Fちゃん……」

土管のような身体から発せられた音は、荘厳に響く。遺言みたいだ。僕はすぐさま駆け寄り、おはようをいった。

「Fちゃん……大きくなって」

「もうだいぶ前から大きいよ、お祖母ちゃん」

「そう……」

祖母はそれきり黙りこんだ。僕のへそ曲がりな返答が思考をストップさせてしまったのかもしれない。

そうこうしてまごついていると、Wちゃんがエプロンの裾で手を拭きながら台所を出てきた。

「あらー、お祖母ちゃん、起きたの?」

祖母は思考を再開したらしく、Wちゃんの方を見て、「ああ」と呟いた。

「ご飯食べる?」

「ああ」

「Fちゃん来てるよ」

「ああ」

退屈なのか、祖母は返事をしながら顔を左右に振っている。

「もう挨拶したからお祖母ちゃんも知ってるよ」と、僕は口を挟んだ。

「いいのよ!」と、Wちゃんはいかにも馬鹿にしたような笑みを浮かべた。「晩年っていうのはね、おんなじことを何度も確認しているうちに終わるものみたいだから!」

「そうでもないんじゃないの」

「そうよ! お祖父ちゃんもそうだったじゃない!」

ふん、と鼻を鳴らし、Wちゃんは台所へ戻った。生まれた頃から祖父母と一緒に暮らしているために僕よりは老人の相手に長けているはずの彼女は、得意げに鍋をかき回している。まあ、それもいたしかたない。僕は彼女に聞かれないよう、祖母に耳打ちした。

「お祖母ちゃん、あのさ、お小遣いくれないかな。こんど旅行に行くんだけど、ちょっと先立つものが惜しくも足りなくて」

「いくらいるんだい」

祖母は気を使ったのか、ひそひそ声で尋ねた。

「二万円ぐらいでいいんだ」

「どこに行くんだい」

「屋久島だよ。鹿児島の。樹齢何千年の杉の木がある島」

「写真を送ってくれるかしら」

「送るよ。たくさん撮るから」

祖母は「ようし」というと、起き上がった。僕の助けを借りるまでもない。ベッドはきしみ、祖母が足をついた瞬間には、天井の梁までが悲鳴を上げた。自分の足の上から転げ落ちないようにする曲芸師――そんな感じで慎重に歩を進める。聞きつけて台所から顔を出したWちゃんも、驚ろきのあまり、手助けもせず見守った。孫にあげるためのお金を取りに行く巨体の老婆。それは何か、怪物じみた、そしてまた、感動的な光景だった。

ベッドに戻った祖母は、唯一瑞々しいパーツである舌を出して、指をなめた。樹木のような指が財布をまさぐる。はい、といって渡されたのは、五万円だった。僕は感極まり、そのお金を掲げて、ははーっとかしずいた。

「そりゃあ、あんまりに大袈裟よ」と、祖母は笑った。空気をかすかに震わせながら。

 

夕食の時間は蜜月になった。僕は祖母のベッドに腰掛け、Wちゃんの作った筑前煮をレンゲで口元に運ぶ。祖母はぼたぼたと零す。それを僕が台布巾で拭う。

会話もまた順調だ。祖父の几帳面さに関する話題が祖母を饒舌にさせた。廃品回収に出す新聞を一部ごと電話帳に挟んでプレスし、いつもおまけしてもらっていた話。麻雀をする時便利だからと、役ごとではなく、上がりパターンごとの百科全書じみた点数表を作った話。

「でもそれがお祖父さんの唯一の長所でもあったよ!」と、祖母は豪快に笑った。「だって、几帳面じゃなかったら、曲がりなりにも常務取締役になれなかったから!」

脂肪を揺すりながら笑う祖母は、幻想小説にでも出てきそうなほど奇怪だけれど、かわいらしかった。電機メーカーで一応常務まで這い上がった祖父の立身出世譚は、親戚連中の手にかかると、何か失敗談めいて語られるのが常だった。とりわけ、祖父と近しい人ほどその傾向が強い。

「お祖父ちゃんは割れた壷を自力で直したことがあるんだよね」と、僕は記憶のリハビリテーションを促す。

「そうよ! 散らばったかけらをいちいち集めて、ちまちまちまちま、ついに直しちゃったんだから。アロン・アルファで!」

Wちゃんはふふふと笑い、生活の潤いを感じているらしい。

「お祖母ちゃん、良かったね。Fちゃんが来てくれて」

Wちゃんの言葉に反応した祖母は、突然怒り出したように、「実にありがたいことだよ!」と叫んだ。もちろん、それは怒っているんじゃない。祖母なりの感嘆表現なのだ。

さて、本題からずれてしまったような感が否めなくなりつつあるが、安心してほしい。僕と祖母の心温まる交流はあくまでおまけのようなものだ。ここからようやく本題となる。つまり遠い血のことだ。

「お祖父さんのちまちましたところは、家族の中で一人だけだったよ! だから常務になれたんだよ!」

ほとんど唐突な、人生全体を締めくくるような祖母の叫び。それまでの牧歌的な雰囲気はなくなり、恨み言めいた声音が空気を暗く彩った。

「あれ、他の兄弟は?」と、僕はおどおどしながら尋ねる。

「何も何も!」

祖母はそう叫ぶと、よだれかけ代わりのタオルに零れていた筑前煮を指で掬って舐め取った。

「あれはね、しょうがなく神経質になったんだよ! 他の兄弟はそうじゃなかったから、死んじまったんだよ!」

「ああ、宗おじさんはけちな人だったらしいね。なんかカステラの話を聞いたよ、お祖母ちゃん」

「そう! あのカステラ!」

祖母は「カステラ」という言葉を忌み語のように吐き捨てた。Wちゃんはもはや、祖母の示す憎悪に付き合いきれず、おろおろし出している。だが、家族的な友愛がそれとなく避けたがるものこそ、僕が一番求めていることだった。

「でも戦時中って食料が乏しかったし、そういうもんだったんじゃないの?」

「そんなこと!」

祖母はぐるんと上体を右にひねった。地球全体をひっくり返してやろうというほどの敵意を込めて。

「Fちゃん、お人好しにもほどがあるよ! あの人でなしは、山ほど食料を持ってたんだよ! 最後まで隠しといたんだよ! ちょっと出してやるだけでお義父さんも死なずに済んだんだよ!」

「え、じゃあ、僕の曾祖父さんは宗おじさんが見殺しにしたってこと?」

「そうだよ! 人殺しだよ! 恐ろしい!」

世にも恐ろしい顔で祖母は叫ぶ。

「アレは食い物を隠したんだ! お義父さんは栄養失調で死んじまったよ!」

Wちゃんは「やめてよ」と悲しそうにいったが、祖母は真実を知る者の傲岸不遜を見せつけながら、さらに言葉を継いでいった。

「アレはそういう男なんだよ! お祖父さんが山口からこっちに来たのだって、アレから逃げるためだったんだからさ! 清輝さんだって一緒だよ!」

「じゃあ、宗おじさんはずいぶん嫌な奴だったんだね」

「それどころじゃないさ! アレは人食い鬼だよ! 嘘じゃない、アレは本当に人を食ったことがあるんだ!」

祖母はそこまでいうと急に大人しくなり、「もうアレのことはやめにしよう!」と宣言した。「人食い」という言葉の魔力が祖母を苛んだらしい。Wちゃんはそっと僕の手を掴み、これ以上この話をするなら帰ってくれと懇願した。だが、僕はもっと血生臭い話が聞きたかった。それに、僕自身の興味だけではなく、祖母のリハビリテーションという観点でも、昔の鮮烈な記憶を甦らせることは必要なことだった。

「じゃあ、戦争に行った二人はどうだったの」

祖母ははっと気付いたように僕を見ると、いままで孫に一度も見せたことのない嘲りの表情を浮かべた。

「あの二人は無謀だったよ! 中国人の傭兵部隊を引き連れて中国人に戦いを挑んだんだからね! そんなの裏切るに決まってるじゃないか!」

その後、祖母は大変血生臭い話をした。

祖父の二人の兄は昭和初期の金融恐慌真っ只中に満州へ渡り、砂糖の輸出で財を成そうとした。それがどう間違ったか、日支事変の折には軍の出先機関に加わって中国人の傭兵を募り、八路軍との戦闘に明け暮れた。もともと金で雇われた烏合の衆、まして同国民が相手となれば真面目に戦うはずもない。案の定(といっても、二人の兄弟にとっては想定外のことだったが)、中国東北部阜新(フーシン)から西へ三十キロの地点で二千人の人民軍に囲まれると、二百人の傭兵たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。残った関東軍の下っ端二十人も逃げる準備を始めたが、二人の兄弟はそれを許さなかった。十四年式八ミリ拳銃をそれぞれ二丁ずつ携え、特攻していったのである。次男の晋作は七発、三男の馨は三発の薬莢を地面に落とし、前のめりに崩れ落ちた。仲良く蜂の巣になったのである。それでも二千人の中国人は射撃を止めず、二人の遺体に雨あられのごとく弾丸を撃ち込んだ。それは彼らの残酷さというより、恐怖のせいだろう。二人の兄弟は、あまりにも訳がわからなかったから。

「遺体を捜しになんていかないよ! どうせ粉々になってて、わかりゃしないもの!」

祖母はそうやって話を締めくくった。実に満足そうに。

僕が祖母に別れを告げ、荻窪の家を出ようとすると、玄関先でWちゃんが呼び止めた。

「ねえ、Fちゃん、小説家っていうのは、そうやって嫌なことも聞かないとなれないものなの?」

僕はそういう問いを向けられることにうんざりしていた。書くことが誰かを傷つけるなんてことは当たり前、人はただ生きているだけで他人を傷つける。もし小説家たる人間に相応しい心構えがあるとしたら、それは「他人を傷つけたとしても自分は書く」という決意だ。

と同時に、僕はそれがWちゃんには理解できないことだともわかっていた。祖母の家に体よく転がり込み、ホームへルーパーの愚痴をいうことで過ぎていく毎日。そこから抜け出さない限り、彼女は自分もまた因業な存在なのだとは気づかないだろう。

僕はいっても無駄なことはいわない性質だ。ただ、「小説家になるってことは、知的どぶさらいだよ」という言葉に留めた。Wちゃんはどんな表情をしていいのかわからなかったのだろう、ただでさえ柔和な目をさらに細めた。その表情はとても優しかった。

――(続く)

2007年4月28日公開

作品集『方舟謝肉祭』第3話 (全24話)

方舟謝肉祭

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© 2007 高橋文樹

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