一箱十二粒入りのチョコレートに私は残り少ない人生を委ねることにした
「美しいとは、どういうことか」をテーマにした掌編小説です。美しいものは、自らが美しいとは知っていても、美しい者に来たる運命を知らない。そういう話です。
その機能がないから、こういうのしか思いつかないのかなあ。
生きよう。懸命に生きよう。そう思った。そう思わざるを得なかった。
『すべて得られる時を求めて』第1話 ご飯を食べながら読まないでください。また、本作をお読みになって気分がすぐれなくなったら、遠藤周作著『沈黙』(新潮社刊)などの良質なる文芸作品をお読みください。
公園で、地面に絵を描いて遊んでいた兎を、主人公「俺」が誘拐する。2022年執筆。
酩酊の彼は誰時のやまやまを績む 草原と駈る紅蓮群青へ
整体師の叔父に姿勢の歪みを直してもらったその日から、気味の悪い世界の幻覚が見えるようになってしまったぼく。 もとに戻してもらうために叔父の整体店を訪れるのだが。
見上げると私たちはただ、まるで生き物のように動いているひかりで
情景小説の試作
第7話
「私は理由なんてただの自己弁護だと思うんだ」と彼女は言った。 「モノに理由がある時、それはそれが存在するための自己弁護としか思えないんだ」
短編集には未刊行の作品です、わたしなりのLove小説です。
あなたは他人の真面目さを呪ったことがありますか?
神経症歴十年を数える二十九歳の「私」は、降って湧いたようなあぶく銭をはたいて一戸建てを借り、少年期を過ごした山あいの住宅街に戻った。そうして、小中学生時分に引きこもりになったまま今も住宅街に残…
(第1話) 駅で編集者と別れた依本は、馴染みにしていた「大葉」の暖簾をくぐった。 「いらっしゃ……、なぁんだ、ヨリさんか」 「なんだはないだろ。客だぜ、おれは」 オ…
アフターコロナの英雄譚。 そのへんにいる青年が主人公。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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