台風でひまなのでブンゲイファイトクラブごっこをしました。
暗い夜道。白線。馬の顔の壁。いつからかずっと走り続けている。読み切り掌編作品。
「お母さんの服、勝手に盗っちゃだめなんだよ」 と言うと偽者の母は手話で「ありがとう」と言った。 読み切り掌編作品。
図書館に通っている君たちなら、誰もがこの出会いを経験した、あるいはしたいと思っているのではないだろうか。断言する。この出会いにときめかないものは、本好きではない。
春生という少年に掛かってくる電話。ハハハハ。けれどすべては耳裏。掌編作品。
「誰かを傷つけるために道具をつくるひとがいて、誰かを傷つけるためにひとにつくられた道具があるとしたら、実木彦は常に道具の側に立つ」
noteで連載している「悲しい鹿」の初期構想品です。主人公が女性であるという点以外、さして共通点はありませんが、「プロトタイプ」の文面は本作の「悲しい鹿」の作中で使っています。 心がにっちもさ…
パンパンに膨らんだポテトチップスのコンソメパンチ味を抱えて、男は彼女を待っていた。
ついに始まった僕の新しい人生。 これからがどうなるのか、僕が自分自身で紡いでいくのだ。
ブンゲイファイトクラブ予選落選作。どうぞご笑覧ください。
ブンゲイファイトクラブ予選落選作です。少し改稿しました。これは英訳作品として『déraciné magazine』に載った『K』の主人公K子が、まだアダルトビデオに出なかった時代の話です。『K子…
十四回目です。最終回です。最終回っぽくないけど。
ブンゲイファイトクラブとは関係ないのですが、たまたま枚数が原稿用紙5枚となった掌編です。 落選後書いた一作(といってもBFCとの関連はない)。 パトグラフィー(病跡学・病誌学)の観点から見る…
十三回目です。さきほど表紙を作りました。
十二回目です。高橋大輔が転向するらしい、アイスダンスというものが何なのか想像もつきません。
十一回目です。はあ……ちゃんと終わるのだろうか。