怪我を負った青い小鳥を保護した彼はその鳥の美しさに魅了されるが――。 今年の7月にネットプリント配信した作品です。お手に取ってくださった皆様、ありがとうございました。
まだあたたかい12月のカレンダーの色あせたこと
土にかえり礎とかす――雨、私の名を呼ばないで
どうでもいいかもしれないんですけど、小説家になろうの新規小説作成で書いて、出来たらこちらにコピペして投下してます。
雪をテーマに人を擬景法で表現してみました
ついに南洋航路へと船を出した宗おじさん。大正時代の航海は辛く危険に満ちたものだったが、ついに南洋群島の一つであるパラオへと辿り着く。パラオは南海の極楽さながら、珍かなものに満ちた楽園だった。確信…
おまえが、その波をせき止めなくてはならない
ついに宗おじさんは南陽群島からの帰路についた。強い決意を秘めた旅路は、成功への予感を秘めて終わるはずだった。しかし、ほんの小さな過ちが、大きな災厄を呼ぶこととなる。宗おじさんら一向を待ち受けてい…
落選作
主幹を切り落とされた樹木に蘖が生えるやうに「吾」もまた、その主幹を切り落とされたやうに「存在」すると看做した「吾」捕物帳。
「にごたん」企画より、お気に入りなので。 お題は、「【枯れ尾花】【地域限定と銘打たれた、よくある量産品】【恋とはどんなものかしら】〈ホワイト・ライ〉」 「にごたん」ルール ・【 】内の…
自分を変えたくない人間が自分の世界を見つける物語。
君はオイルサーディンかもしれないけど、僕は乾いたサーディン。
ナツキ第17話
細霧、東雲に道を濡らす 疲れ、途に倒れ、人知れず死す
どこかの新人賞に出して、落ちたやつ(群像だったような気がする。ここなら佳作もあるし、いけるんじゃないか、と思ったが、その前の段階であった)。ネタの使い回し。よく出そうと思ったものだ。
僕はある店に入った。そこは別世界への入り口。
てんまどは、きっとある。 どうか、ぼくを、まっていてほしい。 不思議な死をくりかえす「ぼく」が、いつかの未来に希望を見る。 ときにせつなく、ときに滑稽で、ときに残酷。 ユーモアと哲学にあ…