電子書籍化をするかどうか検討しているので、途中まで公開。
破滅派合評会6月分参加作品です。初参加なので、よろしくお願いします!
誰もが一度は経験する『離人感』や『現実感の喪失』、それが過度になると、人間はどうなるのか。
人生を見失った、かつては若かった者の旅路の果て。
妻と喧嘩したけど仲直りしました。なので大丈夫です。
ずいぶん前に電子書籍で発表した『病まない病』という小説の続編です。
小さなエゴと、大きなエゴの話。 11月合評会テーマ「ノスタルジア」応募作品
そろそろ長いものを書いたほうが良いかなあと思ってます
やれやれ、また今日もウサギ鍋か。 男は罠を設置したところをいつものように巡回してそう呟いた。広い山の中を歩き回るのには慣れているとはいえ、猟銃を背負っている男にとって山歩きはそれな…
ある卑屈な小説家と少女の話。
私はある日、露天商からひとつの卵を買った。それは天使の卵だと云う。私は半信半疑で露天商の云う通り、三日三晩、卵を月光に晒した。すると卵から美しい天使が孵った。私はその天使と奇妙でいて穏やかな同居…
G棟で共同生活を送る女たちの物語。「わたし」は、「リエちゃん」と出会う。
ニール・ヤングの「だんだん消えてゆくより燃え尽きたほうがいい」からタイトルを付けました。 病院という閉鎖的な共同体の中での小説だが、終盤にシュールレアリスム的な方向に進む前衛小説。
長い回文です。ここに書かれている言葉の羅列は、回文という手法が要請したものであり、その言葉たちによって成り立つこのドキュメントは、必ずしも作者の本意ではない。にもかかわらず、こうして書き上げなけ…
僕のかつての実話です。 なんでしょうね。当時まだまだ童貞と呼ばれる前の存在だった頃の話です。 誰か体験したことありますか、こんな事。
偉大なるジャズドラマー最後のギグに接した者として、彼の思い出のために書いた掌編です。
エレベイション・サーティーン・ハンドレッド・ミーターズ。標高1300mの地に、かつてあったかもしれない情景と、かつて読んだかもしれない本の森を思い出しながら。この頃テレビがあったらこの歳で小説は…