タグ: 純文学 593件

  1. 存在証明

    • 佐藤宏
    • 3年前
    • 950文字

    若いころに書きました。当時、週休ならぬ月休二日の職場で働いていて、しかも毎日のように残業もあって、夜中に職場に残って突如書きたい衝動が沸いてワープロにしたためたものです。当時のいろんな思いがこも…

  2. 方舟謝肉祭(6) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 14,948文字

    「性格の悪い語り手」Fは、ついにミツムネ氏に再会する。まったくもって文学をまっとうするつもりのない弟子DDをひきつれて、Fの取材は佳境を迎える。

  3. 黒い葬式 小説

    • 北橋 勇輝
    • 11年前
    • 3,467文字

    学校から帰宅してリビングに向かうと、母が深刻な表情で誰かと電話をしていた。井畑賢介は傷だらけの黒いランドセルを床に下すと、母がそれを見計らったかのように受話器を置いて賢介の顔を見ながら、 「じい…

  4. 校庭の周りをニ十周 小説

    • 北橋 勇輝
    • 11年前
    • 3,239文字

        「校庭の周りをニ十周」   北橋 勇輝   眠りから覚めて起き上がろうとすると、股間の辺りに痛みを感じた中学二年生の大西良哉は夢を見ていたいために…

  5. ナツキ A ナツキ / 小説

    • ムジナ
    • 7年前
    • 2,950文字

    本当は、これが、青春なんです。 高校3年の夏休み。だらだらと、重苦しく流れていく時間。空っぽな夏を埋めたい、ただそれだけ。ほとんど活動していない映画部で、私は映画を作り始めた。必死になってみた…

  6. メテオライト ナツキ / 小説

    • ムジナ
    • 7年前
    • 11,748文字

    ナツキ第16話

  7. ローストポークは夜を待たずに 小説

    • 長崎 朝
    • 7年前
    • 13,388文字

    ――嫌悪感で満たされたこの空間の内奥に、その黄色い花は存在しているのだ……。  白のトヨタ・ノアは、陽光の降り注ぐ井の頭通りを軽快に走っていく。穏やかで、世界が光って見える幸福な午後だった。

  8. 訪問 小説

    • 多宇加世
    • 5年前
    • 1,445文字

    ブンゲイファイトクラブとは関係ないのですが、たまたま枚数が原稿用紙5枚となった掌編です。 落選後書いた一作(といってもBFCとの関連はない)。 パトグラフィー(病跡学・病誌学)の観点から見る…

  9. 自販機に群がる汚い虫たち かきすて / 小説

    • 吉田柚葉
    • 5年前
    • 1,980文字

    石川淳の『黄金伝説』をうっすら思い浮かべながら書きました。

  10. 文豪 小説

    • ヘルスメイク前健
    • 3年前
    • 3,445文字

    夏目漱石、芥川龍之介、太宰治が21世紀の東京で繰り広げる会話劇。

  11. ラザロの曙光 小説

    • 河野沢雉
    • 2年前
    • 3,342文字

    2023年3月合評会参加作品。テーマはゾンビ・パニック・ロマンス。ほとんど推敲なしの一発芸です。

  12. 方舟謝肉祭(5) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 18年前
    • 11,648文字

    祖母からアルバムをせしめたFは、家族史のタブーを暴くべく、弟子のDDをひきつれてはるか山口の柳井市まで向かう。Fの祖先のルーツがある柳井は、決して彼を暖かくは迎え入れないのだった。

  13. 方舟謝肉祭(21) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 16年前
    • 6,476文字

    海の藻屑となった海光丸。小さな二隻の避難艇とともに太平洋に放り出された松屋汽船一行。やがて彼らはわずかな可能性にかけて、途方もない距離を進み始める。しかし、激しい波に揺られながら、飢えがゆっくり…

  14. 方舟謝肉祭(17) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 8,850文字

    太平洋には亡霊が出る――性格の悪い語り手Fが織りなす新しい小説は、これまでの宗おじさん像を覆す物語だった。メタフィクション海洋冒険小説は、種村船長を語り手に据え、新しい様相を帯びていく。

  15. いく 小説

    • 渡海 小波津
    • 11年前
    • 5,468文字

    幾、逝く、生く

  16. 不良 小説

    • 北橋 勇輝
    • 11年前
    • 6,477文字

    俺が不良に憧れたきっかけとか別にそんなん全然、大したことじゃないで? え? そんなに聞きたいん? じゃあ、ええけど。まあ、俺が中学生ん時に不良が主人公の漫画を読んで、それで憧れてん。いや、だから…

  17. ●●●と絵が嫌いだから、就職できない。 プロローグ ●●●と絵が嫌いだから、就職できない。 / 小説

    • 工藤 はじめ
    • 9年前
    • 1,025文字
    • 検閲済み

    電子書籍化をするかどうか検討しているので、途中まで公開。

  18. 感染 小説

    • 永夜 はまか
    • 7年前
    • 9,129文字

    なんか前から「馬鹿が感染る」って言葉がじわじわ来てたのでそれをテーマにして書きました。