ジャンル: 小説 2,954件

  1. 台風が運ぶもの 小説

    • 手嶋淳
    • 10年前
    • 7,648文字

    亜熱帯化するこの列島に、サムとマルタが、仲良くふたついっぺんにやってきた。あいつらは並みの台風じゃあない。

  2. 日常。(18) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,302文字

    誰かのモノだというだけで欲情するし、発情する。それはどうしようもない事で、誰かのモノであるあなたを今、自分の手で口で支配しようとしている自分にまた欲情して… 発情する 「生活が大変なの?」 「え…

  3. 日常。(19) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,286文字

    君とこうして、手を握り合うだけで、僕は満足なのかも知れない ひょっとしたら、君ではない誰かともそんな気持ちになってしまうかも知れない …手を握り合うという行為は僕にとって、最高の快楽なんだ 「ち…

  4. 日常。(20) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,369文字

    『僕の愛人になって下さい』 その言葉が最後だった、彼はずっとそれを私に伝えたかったらしい 彼が私になって欲しかったのは、恋人ではなくて… 愛人だったんだ 「気持ちよくなっちゃった?」 「挿れよう…

  5. 日常。(21) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,398文字

    「昔、僕が学生だった頃、1番仲が良かったヤツの家に遊びに行った時に…」 その人は唐突に語り始めた 「あ…はい」 その人は気の弱そうな白髪のちょっと小太りなおじさんで 「そいつには綺麗なお姉さんが…

  6. 紫電改之論 小説

    • しょうだまさとも
    • 10年前
    • 2,305文字

    ex. フィクション小説「分断の地」序章

  7. 日常。(22) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,278文字

    本当なんだ、本当に君が好きなんだ 僕には君しかいないんだ 例え…君が僕の事を受け入れてくれなかったとしても 僕の目の前からいなくなったとしても …必ず僕は、君を見つけるから 「店長~、あのお客さ…

  8. 日常。(23) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,161文字

    「指輪、してないんだね」 「あ、だってやっぱり…あの人に悪いから」 「そうか、その気持ちは大切にして欲しい」 「どうして?」 「…僕にも妻はいるからね、僕の妻がもし、こういう仕事をやっていたら……

  9. いい曲だけど名前は知らない いい曲だけど名前は知らない / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 10,077文字

    感じのよい喫茶店で、男は涙をこらえる。歌詞も聞き取れないような美しい歌が、彼の過去を清算する手助けをする。音楽はいつもそんな風にしてある。

  10. 日常。(24) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,196文字

    いつもそうだ いつも女は俺から何だかんだって理由をつけて逃げていく 「私がいなくても大丈夫だよ」 「もう、疲れた」 「田舎に帰るね」 「ごめんね、さよなら」 『さよなら』 どうしていなくなるんだ…

  11. 日常。(25) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,263文字

    私はもう何回もこの人にイカされている だから、好きにならないように必死で我慢している 私は『イク』と『好き』を錯覚してしまうから、だから…なんだけど、…ちょっとヘンかな? 何かイカされちゃうとそ…

  12. 理不尽な話 小説

    • 南多 狂
    • 10年前
    • 3,286文字

    何も、誰も正しいわけではない。でも、何が、誰が正しいのかは、きっと知らない。

  13. 夏休み 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 2,849文字

    秋田に住んでいた頃のお話。小学校5年生の夏休みの思い出と、その消失。

  14. 日常。(26) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,299文字

    『ココにキミはいるのに』 最近、私が働いているお店のホームページ内のbbs、掲示板がかなり荒れ始めている 「…」 私はお客さんが「楽しかった」とか「また逢いたい」とか書き込んでくれる、その気持ち…

  15. 本物プリンタ 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 1,116文字

    ショートショート始めましたw

  16. 茄子 小説

    • 渡海 小波津
    • 10年前
    • 1,700文字

    このおたんこ茄子なんて言わないでください

  17. 日常。(27) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,221文字

    『本当はキミに逢いにきたんじゃないんだ』 「店長、うちのお店って人妻店だよね?」 「そうですよ」 「お客さんてさー、人妻のドコが良くて来るの?」 「それはですね…、誰かのモノだからだと思いますよ…

  18. マスターピース いい曲だけど名前は知らない / 小説

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 8,332文字

    平凡を自称する男が近所にできたばかりの床屋を訪れる。好奇心から始まった床屋通いが、いつしか深刻な映画監督マリオ・マチャードの話になる。非対称会話小説。