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大したことを論じる力量も私にはないので、ドリーの人物紹介だけでもできればと思います。要約されることすらないドリーを要約するための材料を提供する程度の試みに過ぎません。エッセーでもないのでジャン…
2026年5月合評会参加作品。お題は「イラン」 疫病に沈む平城京。宮中の女官・真蘇香媛と異国から来た男。奈良と古代ペルシャが交錯する香の物語。 タイトルの「エーラーンシャフル」とは「イラン人…
目の前にで繰り広げられるのは相も変わらない日常、だ。
蚯蚓と母についての話です。感想はご自由に。
既作。メタファーや異化の愉しさを強く意識していた頃の作品です。かなり気に入っています。感想は自由に。
薔薇は咲き、うたは続く。時間が折り返し、廊下は短く、女学生たちはすれ違うたびに目を伏せる。終わりのない円環の中で、彼女たちの生はひっそりと、美しく、燃えていた。
初投稿を持ち、百年後も読まれる作品とは……と、同時進行の中編小説を推敲しながら、至って単純な日常の一節を、硬い筆でぼろぼろと。感想は何でもいいです。
上ばかり見て生きてきた「おまえ」——つまり、わたし——への、林床からの呼びかけである。膝を折り、掌を土につけたとき、はじめて見えてくる光がある。可視化されないことの尊厳がある。踏まれてなお灯すこ…
ダダイズムに挑戦してみました。 【参考図書】戦前不敬発言大全(高井ホアン、パブリブ)
百合官能小説です。短いですがよかったら読んでください。
神がねむつてゐた、その夜の過失から、ひとつの心臟だけが止め忘れられた。止まらぬ鼓動は祝福ではない。赦されぬ誤作動として、日々を打ちつづける。これは、眠れる神を起こさぬまま、ひとつの胸が差し出す冷…
生まれなかったもの、名を持たなかったもの、触れることのできなかった愛。 その不在に、そっとひとつの文字を与えるようにして、この詩を綴った。 虚数 𝒾 と古い仮名「ヰ」とがひそかに重なりあう場…
燃やされたもののあとに降る灰を、われわれはいつから「花」と呼ぶやうになつたのか。祈りと讃美の身振りが破壊そのものを美へ変へてしまふとき、この國の空には桜ではなく、灰華がしんしんと降り積もる。
洋燈の灯りの中で溶けて解けて文字と文字とせず、綴る筆先。 掌編と散文詩のあわいに位置する作品。
紙の奥に、もう一枚の紙。 そのまた奥に、誰かの月。
けれど、人はどのようにして自分が相手する階段を駆け上がっているのか下っているのか理解するのだろう……。
誰にも理解されないまま、少年は瓦礫の中で1人高い塔を築く。雨の日も、風邪の日も、雪の日も。 集英社オレンジ文庫 第237回 短編小説新人賞 「あと一歩」作品
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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