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5月合評会「善悪と金」応募作。映画『フォックスキャッチャー』とロシアドーピング問題を下地に書きました。
私の筆は、私の意識を超え、世界と繋がっているかの如くであった。
新発見の貴重な記録よりモロゾフの少年時代の苦難を壮大な筆致で再構築した。また末尾にモロゾフ自身が万感の思いを込めて記した一文を付録として載せたので併せて精読されたい。
幼少期の思い出は、大人に取って変えがたい物です。 ですがそれはみなそれぞれに当てはまるとは限りません。あなたはどうですか?
たまにふと自分語りしたくなりませんか? そんな気分になった「誰か」の語りです。少しだけお付き合いください。
「志望動機は二つあります。転職理由は前職で紙に嫌われたからです。入社後は言い訳を弾丸に詰めつつ語学の勉強をし、グローバルな人材になりたいです。ゆくゆくはマネジメント職を経て、御社の製品『弁明バレ…
「志望動機は二つあります。転職理由は前職で紙に嫌われたからです。入社後は言い訳を弾丸に詰めつつ語学の勉強をし、グローバルな人材になりたいです。ゆくゆくはマネジメント職を経て、御社の製品『弁明バレ…
知り合いがね、一寸興味があると言っていたから。
多言語作家モロゾフはその多産ゆえに多くの公募作品が残されて いる。作風も幅広く、あらゆるジャンル小説に対応している。本 稿もそうした応募作品の一つであり、モロゾフの才能の幅広さを 立証…
破廉恥かつ不謹慎な作風で知られ、あらゆるものを冒涜する作家、エメーリャエンコ・モロゾフ。彼が発表する作品は既存の宗教・政治組織の怒りを買い、ついには翻訳者が殺害される事件に発展した。伝播する暴力…
この私、春風亭どれみ。保釈後の奉仕活動も兼ねて、モロゾフの隠された草稿を捜索しているうちに、いやはや、こんなものをみつけまして……。
多言語作家モロゾフの日本における生活はそのキャリアにおいて 重要な意味を持つ。モロゾフ研究の第一人者による、最新ルポル タージュ。モロゾフの研究誌"Morozoff.Style"と同時…
これから始まる小説は、いろいろと世間を騒がせたタレント松居一代の個人事務所のパソコンに眠っていたエメーリャエンコ・モロゾフの私小説です。サーバーとして運用しているパソコンのフォルダの奥底の階層に…
エメーリャエンコ・モロゾフと破滅ミクの壮絶な戦いを描いた自伝的SF 。東京を救ったモロゾフによる述懐を元にあの名作映画『シン・ゴジラ』が生まれたとされている。
書肆蔦屋と牢屋敷の町、小伝馬町。十思公園でぼんやりと地面の蟻の動向を眺めていたら、ひとりの老紳士が近づいてきた。「あなたはエメーリャエンコ・モロゾフを知っていますか?」私が知らないと答えると、紳…
『モロゾフ入門』に寄稿するにあたり、私はモロゾフ氏が入院している西新宿の大学病院で「エメーリャエンコ・モロゾフとは何者なのか」と題して本人に直接インタビューを敢行した。しかし、インタビューを終え…
原題:Les métamorphoses d'un escroc 気鋭のオンライン除霊師ダイナソー・エイジはウェバー州立大学で行われたアムウェイのパーティーで狙撃を受け、エメーリャエ…
私の「私」を葬らねばならぬとのおもいであった。