想像と幻像と妄想と現象の溪間に、それとなく晩年は掛けられているのであった、
しょうじのあな
脇道から逸れ和やかな場所へふと帰り着く。そんな、ひとたびのこと。
弧を描いて塞ぐ 白地に光を無駄に注ぎ褪せるまで
定かでなく、最中でもない
透る上澄みはしぶく毬のような、消えない多色、記憶の一粒一粒
報告する話「取り組む意義の傍観意識を持つことが規制へのストレス対応となる。完全な規制に捉われないように傍観的に考える発想。」
私にとって「歌」は生きる上で必要なものの一つです。 魂を震わせる為に必要なもの。
酩酊の彼は誰時のやまやまを績む 草原と駈る紅蓮群青へ
八王子市から相模原市までの間にある大垂水峠を自転車で走った時のことです。台風が迫っていてなかなか思うように走れませんでしたが、おかげで発見もいくつかあり、良い体験でした。
炎が奔走する少しの熱が 本能にそそぐように、囲炉裏での 祈り願っている詩だと想うことにして
しおからい うみから ぎょうこうを みています (この胸に腹にそっとおさめる) ―― 海宙光芒
「おうい、おれも一緒に乗せていってくれえ」 男は片手をあげながら その船へ呼びかける しかし船はどんどん遠くなり、 ついには海の彼方へ見えなくなった。 男はなおも船を呼び続けた。 「おうい、おう…
見上げると私たちはただ、まるで生き物のように動いているひかりで
これは私の亡き師の作品です 02
箱根山にかかる綿雲をぼんやりと眺めながら浮かんできた詩です
痴れ者が一番得をする。別に、それだけのことだ。
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