君はどの君? 僕はもう君の知らない僕だよ きっと もう君も僕の知らない君なんだろうね そういえば 憶えているかな まだ僕らが中庭の窓から 頭がやっと出て 外の桜の木が 綺麗に咲いていた頃 君が「…
不幸せと幸せ。母と娘。感謝の気持ちと継がれるもの。
お風呂の湯船 フタの裏 しずくができて 落ちそうで 耳まで浸かった私は ただただ見てる 私が好きと言ったもの あなたはすぐに 好きになる それでやきもち焼いている 私のことなど 知…
ガタガタガタと音がする 不快な羽が 揺れる音 分かっている 君もそんな音 出したくはないのだろう 不本意だというような 顔をしている 揺れないように 慎…
星の瞬き 隔たりのない空 君の右手 僕の左手 嘘つきは君だよ 僕は知らないふりをする 踏み出したいのは右足だけれど 左足も捨て難い 記憶の…
あなたは 私の大切なものを汚いと言う 普段なら気にならない 気になどしない 考え方は人それぞれ 捉え方だって人の存在する数だけある けれどこれはね違うんだよ あなたよりも大事なもの…
彼女はこう言った 言葉は刀だ 傷付けない様に扱わないと 相手を斬りつけてしまう なんだか寂しくなった 間違ってなどいない けれど それでは寂しいよ &n…
かすかに 太陽が降るような 上空の風が強いのか 陽が差しては 陰る そんな午前 笑顔こそないけれど そこには 穏やかな空気が流れていた そう 思っていたのは自分 ただならぬ緊張感と…
僕の友達にバイクの事故で死んだ奴はいない。でも、そんな〝マブダチ〟がいたような気がしてならない。
ぼくは週の半分、ソファで眠っている。
一緒がほしいと思ってしまった 予想外のきもちで 受け入れるのもためらった あたたかい空気 ぼくの右側からくる思いやり 「ほんとうに?」 「何かの錯覚かも」 そんな思いはしまっておく…
Théophile Gautier, LE NOMBRILの翻訳
詩になれませんでした。ただの会話でした。
初投稿。 投稿のしかたがよく分からない。改行とかスペースとか、タグを入力しなきゃいけない?? テキストのコピペでは使えないのか? そんなわけないよね? やり方が間違ってると思うけどわから…
桑田佳祐氏に勝手に捧ぐ
回文で短歌を作りました。定型詩でかつアシンメトリーな短歌を作るのはなかなか骨が折れますが、作ってみればいずれも世の無常を嘆き、短い人生を楽しもうという格調高い作品となりました(ウソ) こんなも…
栃ノ心関が大関昇進したことはまことにめでたいのですが、それにつけても同じ部屋の栃煌山は何をしておるのじゃと、ファンの心の叫びからできた回文です。
きみはおびえていたのだ 光の予感のなかで 過去形の詩句のなかで 見ることは、またひとつ終わらせること なぜ詩人は、四角に切り取ったのか 世界を 見ることは、四角く見ること ノーマルな視線とは、春…