彼女は言った

朔の日

325文字

彼女はこう言った

 

言葉は刀だ

傷付けない様に扱わないと

相手を斬りつけてしまう

 

なんだか寂しくなった

 

間違ってなどいない

けれど

それでは寂しいよ

 

言葉は絶望を連れてくる

同時に希望も連れてくる

そういうものではなかったの?

 

言葉は形を変えるもの

 

刀で愛のささやきを

相手に届けることなどできない

 

そのとき言葉は君を包む

大きな大きな毛布になる

 

言葉はきっと

ぶつけることも

届けることも

斬りつけることも

包むことも

受け取ることも

降らせることも

なんだって出来る

何にだってなれる

 

もちろん

言葉を必要としないことも

2017年6月14日公開

© 2017 朔の日

読み終えたらレビューしてください

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


この作品にはまだレビューがありません。ぜひレビューを残してください。

破滅チャートとは

この機能は廃止予定です。

タグ

この投稿にはまだ誰もタグをつけていません。ぜひ最初のタグをつけてください!

タグをつける

タグ付け機能は会員限定です。ログインまたは新規登録をしてください。

作者がつけたタグ

---

"彼女は言った"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る