画像 986件

  1. INTERLUDE 『裏切りに関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,527文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの手によって、イスカリオテのユダは欲深い裏切り者ではなく、熱狂的な信者として描かれる。言葉を額面通りに受けとることが…

  2. 5章 ぽいのぱいよう 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 26,968文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。労働運動に身を投じたルシの唯一の味方であった油田を待ち受けていた運命が、物語を激変させる。

  3. INTERLUDE 『復活に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,048文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。キリストの復活に対して、ペニーは新たな解釈を掲げる。それは果たして、傷付いたルシを救うのだろうか。

  4. 終章 新しい世界からこんにちは 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 10,918文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。東京の守護天使の生態を描いたプロレタリアート文学はなぜか沖縄で感動のフィナーレを迎える。

  5. 日常。(57) 日常。 / 小説

    • mina
    • 9年前
    • 1,249文字

    ある日店長が私に、 『本指名のお客様は自分を写す鏡だと僕は思うんですよ』 って、言ってきたから私は 「どういう意味ですか?」 って、聞き返した 本指名っていうのは一度接客されたコンパニオンに再度…

  6. どうということのない話 ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 25,013文字

    とりたてて取り柄のない「ぼく」は絶世の美女と一緒に暮らしている。少し精神のおかしい彼女は、日がな一日なにもせず、いもしない蛇と戦いを始めた。

  7. ディビジョン/ゼロ(1) ディビジョン/ゼロ / 小説

    • 波野發作
    • 9年前
    • 1,250文字

    ゼロで割ってはいけないと教わった。どうしてかは誰も教えてくれなかった。

  8. ゴー・ウェスト 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 1,350文字

    ひきこもりはついに外へ出た。 ゆるゆると並走する隅田川と荒川がきゅっと寄り添ったようなところが彼の居室だった。足立区の荒廃と乗換駅の喧騒が猥雑に入り混じった下町の端も端で、彼は長い間ひくひくして…

  9. 種無しぶどう ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 19,329文字

    勤務する塾での立場が危うくなった「ぼく」は、昔の教え子に再会したことをきっかけに一発逆転の妙案を思いつく。長嶋茂雄にそっくりだった教え子は、東京で少し大人びて、「ぼく」よりも眩しく見えた。

  10. ジョー? 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 1,861文字

    ひきこもりはついに家を出て、駅前の安い居酒屋で緑茶ハイを煽り始めた。

  11. 身体を捨て去る ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 19,838文字

    塾を去ろうとしている教え子の心を取り戻すために腐心していた「ぼく」は、あるひ上司の姫岡さんから決定的な事実を告げられる。それは、この塾とある宗教団体との関わりだった。

  12. 大地の力を感じる木 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 3,385文字

    病魔に冒されたひきこもりは、ふらふらと荒川の河川敷に出る。

  13. なんでもない男 ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 16,565文字

    プロサッカー選手を目指して塾をやめた教え子のことは、半ば失望を抱きながら眺める「ぼく」。しかし、家に帰った彼を待っていたのでは、いままでよりもずっと狂った寛美の姿だった。

  14. プレイボーイ 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 6,439文字

    河川敷で一夜を明かしたひきこもりは、金もなく、ホームレスにすがる。

  15. 死んでくれないかな ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 17,684文字

    寛美が姿を消してから失意の日々を過ごしていた「ぼく」。やがて、ぼくの元に電話がかかってくる。

  16. 日常。(58) 日常。 / 小説

    • mina
    • 9年前
    • 1,214文字

    例えば銀座にある高級鮨店の鮨懐石、一番値が張るもので三万円 そして新宿にある超高層ホテルに週末一人で宿泊、美しい都会の夜景を独り占めにして二万七千五百円、約三万円 君と過ごす時間百二十分、指名料…

  17. 無限抱擁 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,030文字

    荒川河川敷でホームレスをはじめてひきこもりは、自分が小説家だと嘯きながら彼らを懐柔しようとする。

  18. いい名前 ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 3,913文字

    寛美へ。 君がこの手紙を読んでいる頃、ぼくは姫岡さんを殺していると思う。起きてすぐにこんな手紙を読むのは嫌かもしれないけれど、大事なことが書いてあるから、とりあえず読んでくれ。 クローゼットの上…