ここにいるよ(26)

ここにいるよ(第26話)

高橋文樹

小説

677文字

編者による異言――あとがきに代えて

途絶えた手記は最後に小さな点のようなものを残している。彼が右手に持っていた鉛筆の芯がつけたものだ。彼が倒れた拍子についたものなのか、それとも何かの文字の起点なのか。どちらかはわからない。

結局、刑は執行されることがなかった。彼はまるで自分から生きることをやめたかのように死んでしまっていた。

2015年8月9日公開

作品集『ここにいるよ』最終話 (全26話)

ここにいるよ

ここにいるよは3話まで無料で読むことができます。 続きはAmazonでご利用ください。

Amazonへ行く
© 2015 高橋文樹

読み終えたらレビューしてください

この作品のタグ

著者

この作者の他の作品

この作者の人気作

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


5.0 (1件の評価)

破滅チャートとは

"ここにいるよ(26)"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る