投稿一覧破滅派 4,144件

投稿を新着順に表示しています。

  1. 霞ヶ浦の幽霊 妖怪妖 / 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 1,344文字

    僕と妻が結婚したのは1991年でした。僕たちは釣りが縁で結婚したようなものでした。1990年代の前半は毎週のように茨城県の霞ヶ浦や山梨県の富士五湖までブラックバスや放流された虹鱒を釣りに車で出掛…

  2. 丘のうえの遺跡公園 小説

    • 手嶋淳
    • 10年前
    • 6,844文字

    彼らは、一体どうなっちゃったんだろう……? ぼくは、丘のうえの遺跡を前に、謎の失踪を遂げたらしい古代の一家族の話にひっかかりまくる。

  3. 痴呆爺隊西へ 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 51,660文字

    *作中には差別表現が大量に含まれていますが作者は差別するつもりはありません、全ての人に捧げる愛の表現です。   痴呆爺隊の隊員たち:纐纈人非人:こうけつにひと(元海軍中将)、加藤大好:…

  4. 日常。(9) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,208文字

    『絶対イカされたくない』そう思った 「 ‥ 」 いつものようにラブホテルのフロントで部屋番号を聞いてその部屋を訪れる 「こんにちはー」 部屋番号201号室のドアをノックして、開いたドアの向こう側…

  5. 墓前の父 妖怪妖 / 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 638文字

    ある日、横浜にある父親の墓まで出かけた。不思議なことにこの日は電車もバスも乗り継ぎがうまくいって乗り換えの際の不快感がなかった。 バスを降りて霊園がある小高い丘を上ると、真夏の空気が陽炎を作り出…

  6. 日常。(10) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,271文字

    わざわざお金を払って、男の人達は私との時間を買いにくる それは‥その時間はその人の自由に過ごす時間で構わないのだけれど   「何かたまにプレイしないで喋るだけで帰っちゃうお客さんってい…

  7. 日常。(11) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,181文字

    その人の背中にはまるで天を目指しているような蒼い龍がいた   「背中‥」 「えっ?」 「気になるか?」 「あ‥」 「随分長いこと背中洗ってるなって思ってな‥」 「 ‥ 」 こういうお客…

  8. 日常。(12) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,201文字

    派手な服装のその人は、私に本気の恋愛を求めてきた   うちの店が提携しているホテルにいつものように呼ばれて向かった 『アトランタホテル1081号室、80分コ ースです』 「 … 」 長…

  9. 日常。(13) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,270文字

    夜になると、ただ暗くなるだけなのに‥それだけでホテルに行くまでの道のりが随分違って見えたりして‥   ちょっと怖い   「 ‥ 」   いつも指定されて行くホテルの…

  10. 日常。(14) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,271文字

    池袋の街で普通に待ち合わせて、あなたと逢って、ホテルまで行って… 初めてあなたと逢うんだけど、もうあなたのこと『好き』なんです あなたが私を選んでくれたところから恋愛が始まって、KISSしたりカ…

  11. ANGEL RAIN 小説

    • W-E aka _underline
    • 10年前
    • 5,026文字

    ディストピア

  12. inu エセー

    • 写真
    • 10年前
    • 2,600文字

    日本語入力の方法が分からず、タイトルがローマ字になった。そこまではよかったが、結局、これでまた、言葉から遠ざかってしまった、という気がする。当たり前だけれど、それは、日本語を入力出来なかったから…

  13. 日常。(15) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,312文字

    「僕はもう十年以上も妻の事を悦ばせていないんだ」 「 … 」 「だから君に協力して欲しいんだ」 「何を…ですか?」 「僕の玩具になってくれないか?」 いつもの4階の窓のない薄暗い部屋で言われ た…

  14. 犬02 エセー

    • 写真
    • 10年前
    • 2,125文字

      犬にはもちろん名前があった。私がつけたのだ。名前をひらめいたのは、六歳くらいの時で、まだ暗闇が怖かったので、照明の、カチカチ引っ張った三番目の、ぼんやり黄色い豆電球をつけたまま眠っ…

  15. プンクトゥム!(1)-(3) 小説

    • 中村子子子
    • 10年前
    • 3,465文字

    口から煙を出してどんどん若返っていく祖母と、「私」の土地をめぐる物語。

  16. 日常。(16) 日常。 / 小説

    • mina
    • 10年前
    • 1,198文字

    ピンクローターの振動と音が気になる 本当はあなたの口で舌で、私のを舐めて欲しいのに…あなたはちっとも気付かない 「今日も来ましたよー藤崎さん」 「えっ!マジで!?」 「予約入ってるよー、18時か…

  17. 髄道 小説

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 2,633文字

    25年前に岩手県一関市に住む従妹から聞いた話だ。当時、彼女は東京の大学に通っていた。大学2年目の夏休み・・・故郷に帰った彼女は高校の同窓会に参加した。同窓会には彼女が密かに憧れていた及川嘉男が参…

  18. 必エラスティクス エセー

    • 写真
    • 10年前
    • 1,473文字

    名付けるという行為がいかに恐ろしいことか、私は何度も何度も確認した。 それでも彼は名前をつけると言って譲らないので、聞くだけ聞いて損は無い、と翌日の早朝出勤に合わせた就寝時間を10分だけ遅らせる…