合評会「アボカド」応募作品。アボカドって多少黒くなっても食べて良いらしいですよ。
眠れぬ夜を過ごす善良なる紳士淑女賢童犬猫その他哺乳類の為の暗黒童話。高校生の頃の習作です。
神社の大祭が近づいてきている田舎町。鳥、疎水、帯、珈琲…青年写真家による日々の観察と、「彼と彼女」の幸福を脅かす小さなナイフの物語。全行脚韻を踏んだ韻文詩です。
雑誌『ユリイカ』が破滅派に遅れること二年、縄文特集を組んだので、その詳細をレビューする。
※合評会2020年1月参加作品 ※筆者の体験を元にしているが、小説内の描写・会話はフィクションを多分に含むことをお断りしておく。 ※11月23日、私を招いてくれた関係者に感謝します。
小説にも供養が必要だと思うので、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。元々、縦書き想定で書かれたので仕方なく用いた全角のアラビア数字や等式のちぐはぐさがちょっと愛おしく思えたので、そのままにしました。書いた…
※2022年1月合評会応募作品。 194X年、某演芸場の報国講談寄席における講談速記。
夜明けの来ない街、メール街。スナック『エトランジェ』では、常連客・黒田の誕生日パーティーが開かれていた。彼を送り出したあと、ナオミは糸雨の降る夜空を見ながら流転を繰り返してきた過去を思い出す。破…
「夏の実話」をテーマにした、第二回SS合評のための掌編。幼かった私は公園で話しかけてきた年かさの男の子たちに連れられ、ザリガニの漁場を目指すが、あるトラブルに巻き込まれる。四歳か五歳の頃の記憶。…
※破滅派オリジナル作品。 ※作品集収録に当たり、公開時タイトル「天覧駅伝」より改題し、「天覧混血」とした。 ※改題収録に当たり、第0章・第0.9章の追加、他一部修正を行った。 近未来、…
そのニュースを見たのは、猫テロリストとの奮闘のさなかだった。パリでテロが起こったのは、1Kにて「あたし」の猫飼い生活がスタートした一週間後だった。
※合評会2021年3月応募作。
2021年7月合評会応募作。 代役で参加した映画の撮影で、突然脚本が変更となったことに不安を覚えるひとみであったが、次第に役に入り込んでいき現実と虚構の境界をさまよう。
戦場の英雄だった戦士が、海の底のネプチューンの絶望の宮殿にやってくる。そして絶望の宮殿の奴隷として、体まで作り変えられ、従属の喜びに浸っている。しかしその心の中に潜む希望が、ネプチューンの宮殿に…
Loi Gayssotに抵触する。合評会「ホロコースト」抵触作品。画像はCopyright: Spectral/RF123。
BFC3落選しました。でも最終選考まで残ったみたいでしたので、もう十分うれしい。あとTwitterだかnoteでBFC3落選展っていうのをやってるっぽいので、それに参加したいです。で、正直今回は…
普通の恋愛って何?と思いながら久々に書きます。