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織田作之助が亡くなったのは、今からちょうど70年前。享年は今の僕と同じ33歳。最近なんだかオダサクの人気が上がってるみたいですね。『夫婦善哉』の続編や、未発表原稿が見つかったり、ドラマ化されたり…
ここ数日間、何かとても臭い。 私自身が臭いのかと色々調べては見たが、足の裏、耳の裏、奥歯、ワキ、そして衣類に至るまで特に何も臭くない。 では私の部屋が臭いのだろうかと、ゴミ箱から畳、壁、天井、エ…
学術論文: BBAはなぜ通報するのか。― ジャイロのミニカー乗りの事例を鑑みながら ―
誰もオノレ・シュブラックを捕まえられない。幾つもの名作を残した奔放な文学者アポリネールの佳品を、己戸先生が端正な日本語に。
※2015年初頭に書いた作品(未公開)を手直しした。 ※作中会話等の一部は作者・その親戚や友人の体験を含んでいる。 ※2015年11月6日、「小説家になろう」より削除される。
本稿は破滅派主催の縄文小説ワークショップの参考文献レビューである。萩原浩著『二千七百の夏と冬』を取り上げる。
――俺は神を産むのだ。曇天雷天のみ発症する便秘男は二条城を徘徊していた。この男の便秘とは一体何であったのか。異常性について考える。
タイトルを思いついてからすぐに書き始めたが、発表の機会がなかった。本日、アメリカでブレイクした「こんまり」が散々人に物を捨てさせた挙句、その空いたスペースに彼女のオリジナルグッズを売りつけようと…
すべての人間の握りコブシにある村、尿道村。メイドとして雇われたワンコロは、超巨大な村長の糞尿清掃をすることとなった。村民を喰らう村長、村はずれの風俗嬢、糞尿嗜好癖の青年、糞で糞を洗う地獄が繰り広…
日本最大級の貝塚である加曽利貝塚を訪問した。火おこし体験の他、縄文の生活を知るに足る情報が満載の場所なので、縄文小説を書きたいと思う紳士淑女はぜひ足を運んでみることをお勧めしたい。
2000年、太宰治がかつて在籍した東大仏文科には、先人をほうふつとさせるキチ○イじみた学生がいた。学内で物議をかもしたアブノーマルなレポートを全文掲載。
本稿は第一回「名探偵破滅派」の題材である『神様ゲーム』の考察エッセーである。ネタバレを含んでいるので未読の方はその点ご了承ください。
文芸サークル「ともしび」は真面目な活動を重ね、各種文学賞においてかなりの成果をあげていた。しかし超絶美女・麻紀の加入により様相は一変。荒れに荒れる人間関係、失われる童貞、飛び交う精液――「ともし…
2007年4月8日。得体の知れない男が東京都知事選に討って出た。その名も外山恒一。時代のアダ花? 真の革命児? 正直どっちでもいいんですけど、破滅してそうなんで、いまさらながら取材してきました。
『破滅派』の常連執筆陣である山谷感人先生と思い出の町を尋ねる。今回は東京のスラムこと山谷へ。
およそ文学に携わる者において、村上春樹についていうべきことはなにもないという人はいないだろう。「村上? 龍だろ。春樹? 角川だろ」とか、そういうことは言ってるんじゃない。本稿では、現時点の日本人…
オダサクの命日が十日戎で、尾崎紅葉と福沢諭吉の誕生日と同じだとは知りませんでした。この文章は10年ほど前に書いたものに手を加えているので、内容が大分古いです。オダサクを囲む環境は当時からは想像も…
破滅派13号応募原稿です。テーマ「BTTB(バック・トゥ・ザ・ベーシック)」ということで、私の選んだ題材は村上春樹の処女作『風の歌を聴け』でございます。