言葉を研ぎ澄まし、響きと余白で心を揺さぶる詩の数々。定型詩、自由詩、散文詩の他、短歌や俳句など、さまざまな表現が並びます。
不幸せと幸せ。母と娘。感謝の気持ちと継がれるもの。
溺れる者は藁にも、而し藁にすら価しない言葉は誰の為に、
土にかえり礎とかす――雨、私の名を呼ばないで
「おうい、おれも一緒に乗せていってくれえ」 男は片手をあげながら その船へ呼びかける しかし船はどんどん遠くなり、 ついには海の彼方へ見えなくなった。 男はなおも船を呼び続けた。 「おうい、おう…
定かでなく、最中でもない
ex. この作品はほんとうに素晴らしいんです。数えてください!
想像と幻像と妄想と現象の溪間に、それとなく晩年は掛けられているのであった、
初めて書いた詩です。よろしくお願いいたします。
人生の短詩です。
私にとって「歌」は生きる上で必要なものの一つです。 魂を震わせる為に必要なもの。
わたしよりわたしを知っていたそれ
失恋した夜、感情を事務にしてしまえば耐えられると思って、マニュアルを書いた。けれど、条文のほうが先に壊れた。「愛、していた」と打とうとした指が、勝手に「愛、している」と変換してしまう。訂正しても…
壊れてく 空もベンチも街路樹も 愛したあなたの墓標と共に 泡のよに ぱちり弾けてきえてゆく さみしい恋にさよならをする 捨ててきた 命のかけらを掻き集め きみに会うま…
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祈り
脇道から逸れ和やかな場所へふと帰り着く。そんな、ひとたびのこと。
鏡面の湖に私だけが浮いている絵葉書
祝祭の声は、いつから祈りを越えて、誰かを送り出すための声になったのか。 『化粧声』は、紅を引かれたことば、千人針を縫う母たちの手、そして「わたしの名」を呼ぶはずだった母音の震えを通して、やさし…
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