言葉を研ぎ澄まし、響きと余白で心を揺さぶる詩の数々。定型詩、自由詩、散文詩の他、短歌や俳句など、さまざまな表現が並びます。
透る上澄みはしぶく毬のような、消えない多色、記憶の一粒一粒
壊れてく 空もベンチも街路樹も 愛したあなたの墓標と共に 泡のよに ぱちり弾けてきえてゆく さみしい恋にさよならをする 捨ててきた 命のかけらを掻き集め きみに会うま…
明日を夢見るより、今をなんとかしろ。
人生の短詩です。
私にとって「歌」は生きる上で必要なものの一つです。 魂を震わせる為に必要なもの。
定かでなく、最中でもない
酩酊の彼は誰時のやまやまを績む 草原と駈る紅蓮群青へ
〈ありす〉 うさぎを追い 穴に飛び込みまっさかさま 楽しい地獄へどうぞWelcome! 短針を3に合わせて 電池を抜き お茶会のための紅茶を淹れる にやにやと笑って消…
ex. この作品はほんとうに素晴らしいんです。数えてください!
八王子市から相模原市までの間にある大垂水峠を自転車で走った時のことです。台風が迫っていてなかなか思うように走れませんでしたが、おかげで発見もいくつかあり、良い体験でした。
生きよう。懸命に生きよう。そう思った。そう思わざるを得なかった。
炎が奔走する少しの熱が 本能にそそぐように、囲炉裏での 祈り願っている詩だと想うことにして
しおからい うみから ぎょうこうを みています (この胸に腹にそっとおさめる) ―― 海宙光芒
「おうい、おれも一緒に乗せていってくれえ」 男は片手をあげながら その船へ呼びかける しかし船はどんどん遠くなり、 ついには海の彼方へ見えなくなった。 男はなおも船を呼び続けた。 「おうい、おう…
見上げると私たちはただ、まるで生き物のように動いているひかりで
第6章はへんてこです。 自己検閲をかけるとき、人間はけっこうきわどく自分を試みているのではないでしょうか。
漢文で回文を書くのは難しいのです。 難しさ以上にヒマな時間が求められます。
雨の音が聞こえましたね。 時々強くなったり、弱くなったり。
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