2016年の投稿一覧 153件

投稿作品を日付別に表示しています。

  1. 壊れてしまった人と桜

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 781文字

    冬が終わり 温かい風が吹くような夜 ぼくは同級生の女の子に尋ねた 「こういう春の夜ってわくわくするよねえ」 「そう? 私はそわそわして嫌だけど」 彼女はきまり悪そうに答えた   春にな…

  2. BBAはなぜ通報するのか。― ジャイロのミニカー乗りの事例を鑑みながら ― 評論

    • しょうだまさとも
    • 8年前
    • 4,975文字

    学術論文: BBAはなぜ通報するのか。― ジャイロのミニカー乗りの事例を鑑みながら ―

  3. 十五秒の空間 小説

    • 桜枝 巧
    • 8年前
    • 6,891文字

    とある文芸部の県大会に出した作品。部誌にも乗っけました。嘘つきと嘘つきのお話です。

  4. 血の輪 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 5,865文字

    以前から余所で公開している詩集ですが、こちらでいくつかの詩と一緒にまとめることにしました。今後若干の改稿はあるかもしれませんが、まずは先行公開としてオリジナル版をどうぞ。

  5. 基地外詩「なんでもない手段」 2016.3.17

    • Juan.B
    • 8年前
    • 673文字

    ※ 破滅派オリジナル作品。

  6. 若い人工知能へ宛てた手紙 メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 5,449文字

    つい先日、DeepMind社のAlpha碁というプログラムが碁界最強と目されるイ・セドル九段に三連勝し、話題をさらった。もっとも複雑だと目されてた競技において人工知能が圧倒的といっていいだろう勝…

  7. 中庭で花は咲かない 小説

    • 灰野蜜
    • 8年前
    • 3,478文字

    あの冬。 病院の中庭で、私は眸に雪を抱く少年と出会った。 自らを「雪の申し子」と称する彼に。

  8. 春を負う – 1 春を負う / 小説

    • 斧田小夜
    • 8年前
    • 19,955文字

    森林限界の辺縁にすまう人々にとって春とともに山を登り、冬とともに山を降りる交易びとは特別だ。かれも例外ではなかった。

  9. [SS合評]愛の発見 小説

    • 天王丸景虎
    • 8年前
    • 9,274文字

    /* いつかはわからない。歴史の断絶が引き起こった未来のいつか。私――イリスは人類考古学者としてクーナエ発掘局で『かつて高度な文明を持ちながらも滅んでしまった人類』についての発掘調査を行っていた…

  10. ラッシュ・ブラッド 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 3,046文字

    西暦2116年、あらゆる就職希望者はその来歴に関しての詳細なレポートを提出しなければならない。「100年後の未来の人がいまの私を語る」をテーマにした第三回SS合評応募原稿。

  11. 手記 小説

    • 中野Q子
    • 8年前
    • 517文字

    超短編です。この長さだからいい、と思っています。少しの個人的な我慢から生まれたフィクション(嘘)です。

  12. 君の殺し方を知りたい 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 616文字

    シンプルな叫びに少し官能を混ぜた詩になりました。ちょっと卑屈ですが、思春期のようなもどかしさが現れれば良いかな、といったものを込めたつもりです。繊細にしようとしても、結局口汚さが垣間見えるのは、…

  13. 小火の続き 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 922文字

    ちょっと攻撃的な詩で、学生の頃の友人の嘘か本当かわからない話をもとに書きました。嫌な予感であったり、今日はやけにそわそわするなあ、なんて感覚がもしも古くから続いているものからきているとしたら、と…

  14. 好きなほうを選んでいい 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 885文字

    生きる上での割とポジティブな詩です。一時的に些細な選択の保留をしたことで、その影響が大きくなり苦しんでいる、ということが、もしかするとあるかもしれませんが、基本的に手遅れということは死ぬ以外には…

  15. 眠たくなるほど長い詩

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 585文字

    フランスは辞書の国だ そこには芸術の定義が載っている 少なくとも文学は芸術ではない 音楽も 映画も 絵も 建築も 踊りも 彫刻も みんな芸術なのに 文学は芸術ではない 詩だけがただひとつの例外だ…

  16. てぶくろのきらいなひと いい曲だけど名前は知らない /

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 448文字

    世の中には手袋を嫌う人がいて、ぼくはとても不思議だ。

  17. 日常。(77) 日常。 / 小説

    • mina
    • 8年前
    • 1,297文字

    風俗で働くオンナなんて、こっちが好きなようにしていいに決まっている 例えば指でアソコをグチャグチャに掻き回したり、乳首を強く引っ張ったり… 他にも色々あるが、とにかく彼女たちを大切に扱おうなんて…

  18. 理想的な娘 小説

    • 中野Q子
    • 8年前
    • 1,135文字

     マザー・コンプレックス。親との確執を抱えた人、多いんじゃないかと思う。子に、健やかに生きること以上のことを望む親。それになんとしてでも応えたい子。可能なら子目線の続編も書きたい。