高橋文樹の投稿一覧 214件

  1. 1章 日本橋の堕天使たち 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 17,061文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。日本の中心、東京都中央区日本橋で警備員のバイトをはじめたルシ。情熱に満ちた彼を迎える無気力な警備員の面々とは。

  2. INTERLUDE 『放蕩に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 6,998文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの提示する新しい「放蕩息子」像とは。

  3. 2章 ほんとうにスペッシャルなもの 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 24,126文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ルシの語る大島旅行記。それぞれに悩みを抱える若者たちが三原山の山頂で発見した真実とは?

  4. INTERLUDE 『粛清に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 6,307文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーが提唱する「クジラに飲まれたヨナ」に関する異説とは。

  5. 3章 暴君、あるいは斎木犀吉 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 28,055文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。とばぎんビルでぬるい労働に勤しむルシの前に現れた暴君とは?

  6. INTERLUDE 『大洪水に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,301文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。有名な「ノアの箱船」に隠された悲しき男のエピソードとは?

  7. 4章 2は1よりも正しい 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 25,408文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。とばぎんビルを襲った史上最低の大洪水。東京の中心でウンコの洪水が全てを押し流し、人類は崩壊の危機を迎える。

  8. INTERLUDE 『裏切りに関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,527文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。ペニーの手によって、イスカリオテのユダは欲深い裏切り者ではなく、熱狂的な信者として描かれる。言葉を額面通りに受けとることが…

  9. 5章 ぽいのぱいよう 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 26,968文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。労働運動に身を投じたルシの唯一の味方であった油田を待ち受けていた運命が、物語を激変させる。

  10. INTERLUDE 『復活に関する異論』 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,048文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。キリストの復活に対して、ペニーは新たな解釈を掲げる。それは果たして、傷付いたルシを救うのだろうか。

  11. 終章 新しい世界からこんにちは 東京守護天使 / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 10,918文字

    警備員ルシ・フェル樹と作家志望の女の子ペニー・レインが交わす書簡体小説。東京の守護天使の生態を描いたプロレタリアート文学はなぜか沖縄で感動のフィナーレを迎える。

  12. 私は死んでもいいねしない、その結果死ぬ メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 5,551文字

    テキストを読むという行為は、ある意味で時間の投資である。私たちはこの投資効果を上げる仕組みを日常的に受け入れている。Amazonのレビューであり、Facebookのいいねである。それらの仕組みが…

  13. どうということのない話 ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 25,013文字

    とりたてて取り柄のない「ぼく」は絶世の美女と一緒に暮らしている。少し精神のおかしい彼女は、日がな一日なにもせず、いもしない蛇と戦いを始めた。

  14. ゴー・ウェスト 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 1,350文字

    ひきこもりはついに外へ出た。 ゆるゆると並走する隅田川と荒川がきゅっと寄り添ったようなところが彼の居室だった。足立区の荒廃と乗換駅の喧騒が猥雑に入り混じった下町の端も端で、彼は長い間ひくひくして…

  15. 種無しぶどう ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 19,329文字

    勤務する塾での立場が危うくなった「ぼく」は、昔の教え子に再会したことをきっかけに一発逆転の妙案を思いつく。長嶋茂雄にそっくりだった教え子は、東京で少し大人びて、「ぼく」よりも眩しく見えた。

  16. ジョー? 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 1,861文字

    ひきこもりはついに家を出て、駅前の安い居酒屋で緑茶ハイを煽り始めた。

  17. 身体を捨て去る ハムスターに水を / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 19,838文字

    塾を去ろうとしている教え子の心を取り戻すために腐心していた「ぼく」は、あるひ上司の姫岡さんから決定的な事実を告げられる。それは、この塾とある宗教団体との関わりだった。

  18. 大地の力を感じる木 北千住ソシアルクラブ / 小説

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 3,385文字

    病魔に冒されたひきこもりは、ふらふらと荒川の河川敷に出る。