秋の訪れなど感じさせない気候が続く今日のこの頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。破滅派は今後の大阪、東京文フリに向け鋭意準備中である。皆さんに会える日を楽しみにしている。
さて、8月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。7月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
Juan.B
9月21日に発売される、佐川恭一の新作ゲームブック『ゼッタイ! 芥川賞受賞宣言~新感覚文豪ゲームブック~』の装幀が初公開された。「体験版」も公開されている。
9位
松尾模糊
社会学者で立命館大教授の立岩真也が死去。62歳だった。障害者や難病患者にとって望ましい社会の在り方を探求し続けた。
8位
松尾模糊
早稲田文学会が発行する文芸誌「早稲田文学」が休刊する。第10次「早稲田文学」は、2022年3月刊「増刊 家族号」が最後となった。
7位
松尾模糊
『第11回ハヤカワSFコンテスト』で矢野アロウ「ホライズン・ガール~地平の少女~」が大賞、間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」が特別賞を受賞した。
6位
松尾模糊
今月発売された文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかをお知らせする定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
5位
松尾模糊
創刊90年を迎えた「文藝」がmonogatary.com主催コンテスト「モノコン2023」内の企画と共同して「文藝×monogatary.comコラボ賞」を創設。
4位
Juan.B
佐川恭一のゲームブック『ゼッタイ! 芥川賞受賞宣言』が、中央公論新社より9月21日に発売される。文学的なゲームブック!?
佐川恭一の新作が明らかになるなど、猛暑の中でも文学は進んでいることがわかるニュースが上位に入って来た。是非ゲームブックでみんなも文学しよう。
3位
Juan.B
第6回阿波しらさぎ文学賞受賞作が、17日発表された。大賞は坂崎かおる『渦とコリオリ』となった。
破滅派からも多くの者が応募・受賞している阿波しらさぎ文学賞のニュースが三位となった。今後の発展も是非はめにゅーで追っていきたい。
2位
松尾模糊
「文藝賞」〈短篇部門〉の受賞作が決まった。受賞者は文藝の新人賞受賞者史上二番目の若さとなる16歳の高校生。
文藝賞に関するニュースが二位となった。創刊90周年を迎える『文藝』の今後の益々の発展に期待したい。
1位
松尾模糊
「夢野久作文学賞」が開催。「夢野久作童話賞」と「夢野久作 わたしの、いなか、の、じけん賞」の二つでそれぞれ作品募集を開始した。「夢野久作 わたしの、いなか、の、じけん賞」審査員を東雅夫と大槻ケンヂが務める。
夢野久作文学賞の審査員を東雅夫と大槻ケンヂが勤める。二人の力量が存分に発揮される文学賞となりそうだ。
8月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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