春の日々も過ぎ天候の安定しない今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。5月21日の文フリ東京に向けて、破滅派は日々奮闘中である。
さて、4月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。4月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
松尾模糊
河出書房新社が主催する「文藝賞」の新たな選考委員に小川哲と村田沙耶香が加わった。
9位
松尾模糊
「第7回仙台短編文学賞」の選考委員を伊坂幸太郎が務める。7月から応募開始。賞金は30万円。
8位
高橋文樹
重版をお伝えしたばかりの髙井ホアン『戦前不敬発言大全』が週刊新潮の書評コーナー「倉本さおり ベストセラー街道をゆく!」で紹介された。
7位
Juan.B
5月21日に文学フリマ東京36が開催される。気になる破滅派の動向や如何に?
6位
Juan.B
国立国会図書館東京本館の6階にある食堂が、4月17日から営業を再開した。
5位
松尾模糊
『第30回松本清張賞』に、森バジル「ノウイットオール」が決定した。賞金は500万円。
4位
高橋文樹
凪良ゆう『汝、星のごとく』が対象に輝いた本屋大賞2023だが、「本の雑誌」増刊号ムック「本屋大賞2023』ではノミネート作品がすべて紹介されており、そこには佐川恭一の名が!
破滅派にとって興味深くまた嬉しいニュースの多い五月となった。佐川恭一をはじめとする破滅派同人の進撃に今後とも期待である。
3位
松尾模糊
『第33回鮎川哲也賞』が発表され、岡本好貴「北海は死に満ちて」が受賞した。佳作に小松立人「そして誰もいなくなるのか」が選ばれた。
『第33回鮎川哲也賞』を岡本好貴が受賞した。今後の更なる活躍にぜひ期待したい。
2位
松尾模糊
『第14回創元SF短編賞』正賞を阿部登龍「竜は黙して翔ぶ」が受賞した。受賞作は8月刊行予定の『紙魚の手帖vol.12』に収録される。
破滅派同人の斧田小夜もかつて優秀賞を受賞した創元SF短編賞だが、今年は阿部登龍「竜は黙して翔ぶ」が受賞した。是非読んでおきたい一作だ。
1位
松尾模糊
今月発売された文芸誌5誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかを確認する定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
松尾模糊が担当する「目次だけで見る文芸誌」記事が一位となった。はめにゅーの文学ニュースサイトとしての役割が評価されていると受け止めたい。今後もはめにゅーは新しい文学の形を紹介していけるよう、精進していく所存である。
4月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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