ゴールデンウィークも過ぎコロナは過ぎない今日この頃、皆さまはいかがお過ごしだろうか。五月を飾る一大文学イベント、文学フリマ東京は現時点では開催されるとのことだが、ぜひ健康に気を付けて文フリ東京を待ち侘びたい。破滅派も健康面では破滅せずに参加するつもりである。

4月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて4月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。

 

9~4位

9位:東京都立図書館が4月1日から来館サービスを再開 当面は事前予約制も(2021年4月1日 Juan.B)

8位:5月5日に阿佐ヶ谷ロフトAで「夜羽音&ホアンの「ザ・地下集会」」配信 コロナの閉塞を破れるか(2021年4月28日 Juan.B)

7位:変革のための総合誌『情況』2021年春号が4月15日発売 髙井ホアン連載(2021年4月14日 Juan.B)

6位:ジュンク堂書店池袋本店で『かわいいウルフ』刊行記念フェア開催中 『海響1号 大恋愛』も陳列(2021年4月13日 Juan.B)

5位:第45回川端康成文学賞は千葉雅也『マジックミラー』に決定 「ことばと vol.1」掲載作品(2021年4月13日 Juan.B)

4位:【快挙!】大木芙沙子、藤城孝輔が妖怪文芸誌『Mythical Creatures of Asia』に掲載(2021年4月14日 Juan.B)

 

緊急事態宣言など大変な時期になりつつあった4月だが、破滅派にとって明るいニュースも多かった。今後もぜひこの勢いを維持していきたい。Juan.Bは相変わらずイベント狂であった。

 

 

3位

【快挙!】大木芙沙子がホラー文芸誌『Beneath』に掲載 4月28日発売(2021年4月24日 Juan.B)

 

大木芙沙子の海外進出に関するニュースが第3位となった。4位のニュースと合わせ、4月は大木にとって躍進の一月となったことだろう。今後の活躍にも期待したい。

 

2位

【快挙!】佐川恭一『舞踏会』が書肆侃侃房から四月下旬に刊行(2021年4月1日 Juan.B)

 

1位

10と1/2章で書かれた佐川恭一の歴史(2021年4月29日 高橋文樹)

佐川恭一の新作に関するニュースが、一位・二位を独占した。4月に出版され全国書店で大好評発売中の『舞踏会』だが、高橋文樹による佐川恭一の詳細な紹介記事を併せて読めば面白さは更に何倍にもなるだろう。あとはどの有名文学賞が佐川恭一に手を出すか、だけである。

 

4月のニュースは如何だっただろうか。今月のはめにゅーも乞うご期待である。