タグ: SF 345件

  1. かえりの会 小説

    • 高橋文樹
    • 6年前
    • 3,843文字

    少女が見る、この世の終わり。それは切なさとともにやってきて、でも無慈悲で——2018年7月破滅派合評会「明日世界が確実に滅びるとして」参加作品。

  2. 露光時間 小説

    • 長崎 朝
    • 6年前
    • 3,927文字

    2018年7月合評会参加作品です。「明日世界が確実に滅びるとして」

  3. 発電機関はデンキウナギの夢を見る 廃街 / 小説

    • 斧田小夜
    • 7年前
    • 17,504文字

    もし日本円がすべて仮想円になったとしたら…? ポストうなぎエンタメが流行っているらしいので書きました。

  4. 辺境の片隅の矮小な存在どものために 小説

    • Juan.B
    • 7年前
    • 4,502文字

    ※合評会2018年07月参加作品。 地球の滅亡が間近に迫ったある日、俺は友人のロッド(ロドリゲス)と、出会ったばかりの元留学生のグエンとともに、歪んだ日常の様な最後の日々を過ごしていた。市…

  5. 妹への思い 小説

    • 長崎 朝
    • 7年前
    • 20,394文字

     BTTB応募作品です。私は、カミュの戯曲における処女作『カリギュラ』を下敷きに、ほのぼのしたものを書いてみようと思いました。    論理だ、カリギュラ、どこまでも論理を追ってゆけ。権力の果…

  6. 廃街(モーム) 廃街 / 小説

    • 斧田小夜
    • 7年前
    • 13,377文字

    ずっと、廃街がどうなったか気になっていた。 作中引用: 「まるで天を目指して建築され、神の怒りの雷火を被った炎の宮プライムの如き」(小林めぐみ・デビュー作『ねこたま』より) 「自分の望…

  7. 独り言が止まらなくなった機械じかけの新入社員 フィフティ・イージー・ピーセス / 小説

    • 藤城孝輔
    • 7年前
    • 1,997文字

    作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。

  8. 桟橋の名を持つバーで フィフティ・イージー・ピーセス / 小説

    • 藤城孝輔
    • 7年前
    • 2,039文字

    作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。

  9. 水槽人間 フィフティ・イージー・ピーセス / 小説

    • 藤城孝輔
    • 7年前
    • 2,003文字

    作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。

  10. ユートピアへの入り口 フィフティ・イージー・ピーセス / 小説

    • 藤城孝輔
    • 7年前
    • 2,507文字

    作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。2015年大阪ショートショート大賞佳作。

  11. アイフィス・イストリア 裏BTTB / 小説

    • 波野發作
    • 7年前
    • 10,097文字

    世界最古のSF小説「本當の話」。作者は2世紀ギリシャの風刺作家「サモサタのルキアノス」だ。彼のSF作家デビュー作をスラップスティック・スタイルでの復元を試みた。人類の空想力の真髄をご笑覧あれ。破…

  12. ローストポークは夜を待たずに 小説

    • 長崎 朝
    • 7年前
    • 13,388文字

    ――嫌悪感で満たされたこの空間の内奥に、その黄色い花は存在しているのだ……。  白のトヨタ・ノアは、陽光の降り注ぐ井の頭通りを軽快に走っていく。穏やかで、世界が光って見える幸福な午後だった。

  13. 撃墜 小説

    • 長崎 朝
    • 7年前
    • 7,405文字

    操縦士の後ろが、あなたの席です。シートベルトをお締めください。それでは、素敵なフライトを。 長崎朝『回文集』収録の、回文ナンバー44に付された読解部分の手記です。一応、回文も載せておきます。 …

  14. でぶでよろよろの太陽 (9章 の5) でぶでよろよろの太陽 / 小説

    • 勒野宇流
    • 7年前
    • 2,216文字

       (9章の5)      一部屋ずつ運ばず、そろって食事をさせるのは手間をかけたくないからだろう。みすぼらしい安宿のやりそうなことだ。    おかずがまた貧弱だった。肉類、刺身類はなし。揚げ…

  15. でぶでよろよろの太陽 (9章 の4) でぶでよろよろの太陽 / 小説

    • 勒野宇流
    • 7年前
    • 1,875文字

       (9章の4)      調度品などない玄関で殺風景そのもの。モルタルの壁にはひびが稲妻のように走っている。靴箱は埃まみれで、手前に傾ければ砂利がざっと落ちてくることだろう。もうちょっとマシ…

  16. でぶでよろよろの太陽 (9章 の3) でぶでよろよろの太陽 / 小説

    • 勒野宇流
    • 7年前
    • 2,229文字

       (9章の3)      わたしは結局独身のまま30代を通り過ぎた。あの時に思い描いた年齢をとっくにすぎているのだ。しかしそれが、どうも実感としてわかない。    現在のわたしは、もう40代…

  17. でぶでよろよろの太陽 (9章 の2) でぶでよろよろの太陽 / 小説

    • 勒野宇流
    • 7年前
    • 2,597文字

       (9章の2)      バスがやってくるまでにかなり待たされた。これはわたしが、「バスがすぐに来る」と念じなかったからだ。田舎のバスは本数が少なく、長く待たされるのが当たり前なのだ。特に念…

  18. でぶでよろよろの太陽 (9章 の1) でぶでよろよろの太陽 / 小説

    • 勒野宇流
    • 7年前
    • 2,123文字

       (9章の1)      わたしは、駅に行きたくなった。鄙びた温泉街の、単線の小駅。一日にたった数本だけしかやって来ないローカル線。そんな駅を味わいたかった。    乳母車を押している主婦に…