タグ: メタフィクション 101件

  1. 方舟謝肉祭(5) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 11,648文字

    祖母からアルバムをせしめたFは、家族史のタブーを暴くべく、弟子のDDをひきつれてはるか山口の柳井市まで向かう。Fの祖先のルーツがある柳井は、決して彼を暖かくは迎え入れないのだった。

  2. 方舟謝肉祭(21) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 16年前
    • 6,476文字

    海の藻屑となった海光丸。小さな二隻の避難艇とともに太平洋に放り出された松屋汽船一行。やがて彼らはわずかな可能性にかけて、途方もない距離を進み始める。しかし、激しい波に揺られながら、飢えがゆっくり…

  3. 方舟謝肉祭(17) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 16年前
    • 8,850文字

    太平洋には亡霊が出る――性格の悪い語り手Fが織りなす新しい小説は、これまでの宗おじさん像を覆す物語だった。メタフィクション海洋冒険小説は、種村船長を語り手に据え、新しい様相を帯びていく。

  4. ダイナソーエイジ・エメーリャトリエンナーレ モロゾフ入門 / 小説

    • カナエ・ユウイチ
    • 5年前
    • 15,305文字

    原題:Les métamorphoses d'un escroc 気鋭のオンライン除霊師ダイナソー・エイジはウェバー州立大学で行われたアムウェイのパーティーで狙撃を受け、エメーリャエ…

  5. せらぴぃ

    • ich
    • 3年前
    • 281文字

    久々に出掛けようと思った日に限ってこうなる 

  6. 方舟謝肉祭(7) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 10,530文字

    取材を終えたFはミツムネ氏の父(つまりFの大伯父)である「宗おじさん」について書き始める。それは大正時代を舞台にした、壮大な海洋冒険物語だった。

  7. 方舟謝肉祭(15) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,860文字

    小説を書くとは、いったいどういうことか? 性格の悪い語り手Fは、そんな問いを弟子DDに投げかける。インチキ手品師呼ばわりされることを厭わない彼が、自らの書いた小説「方舟」に下した評価とは。

  8. 岡本尊文とその時代(一) 岡本尊文とその時代 / 小説

    • 吉田柚葉
    • 5年前
    • 2,838文字

    小説家岡本尊文(一九六一~)は本名を岡本謙二と云った。

  9. 5月4日

    • ich
    • 3年前
    • 67文字

    祝日、労働者、炎天下に晒された昼間の思いを 

  10. 方舟謝肉祭(16) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 16年前
    • 8,222文字

    性格の悪い語り手Fは、ついに宗おじさんの秘密へと至る。自らの「血のこと」が汚されることすら厭わないFは、弟子DDに向けて、これまで自分が描いてきたすべてを覆す秘密について語る。

  11. 悪夢の脚本家 小説

    • 水馬十駕 ―Mizuma_Zyukka─
    • 2年前
    • 2,353文字

    お久しぶりです。最近見た悪夢は、居酒屋でしつこい勧誘を断り続けたなぜか後味の悪い夢です。

  12. 方舟謝肉祭(12) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 8,818文字

    はるか南洋まで旅立った「宗おじさん」は、「地球村事業」の手ごたえを掴みながら、帰国の途につくが……。 性格の悪い語り手Fが描く小説はその加速度を増してゆく。傑作メタフィクション。

  13. 岡本尊文とその時代(二) 岡本尊文とその時代 / 小説

    • 吉田柚葉
    • 5年前
    • 3,076文字

    我々は先ずこの一文を疑うところから始めねばならない。

  14. 駅舎にて 小説

    • 諏訪靖彦
    • 3年前
    • 1,199文字

    1000字シュートショート5日目 (アイデアが纏まらなかったので過去作の改稿です)

  15. 方舟謝肉祭(8) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,104文字

    「性格の悪い語り手」Fの大伯父・宗おじさんは、五曜会の面々に働きかけ、なんとか南洋就航を成し遂げようとする。それは早すぎた時代の一代ベンチャー事業だった。

  16. 方舟謝肉祭(10) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,273文字

    南洋群島の楽園パラオは、宗おじさんの思っていたほど栄えてはいなかった。つきまとう植民地の悲しい幻影。蝕まれていく現地の人々の悲しさを充分に理解しながら、宗おじさんは南洋を活路とすることを決意する…

  17. 方舟謝肉祭(13) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,140文字

    種村船長は死んだ。深い絶望が宗おじさんを包み込む。次々に死んで行く乗員たち。ついに3名となった彼らを待ち受けているものはわかりきっていた。しかし……

  18. 方舟謝肉祭(14) 方舟謝肉祭 / 小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 10,505文字

    多くの命を失いながらも、宗おじさんら一行は最後の希望を求めてあがく。海洋冒険小説はやがて幕を閉じ、驚くべき展開が……。