タグ: 純文学 813件

  1. 悪女たちの涙 小説

    • 牧野楠葉
    • 6年前
    • 3,938文字

    ノワールとは、「歪んだキューでゲームを始め、多くを望んで少なきを得て、善をなすつもりで悪をなしてしまったおれたちみんな」の物語である……(ジム・トンプスン『おれの中の殺し屋』(1952)より引用…

  2. 妹への思い 小説

    • 長崎 朝
    • 6年前
    • 20,394文字

     BTTB応募作品です。私は、カミュの戯曲における処女作『カリギュラ』を下敷きに、ほのぼのしたものを書いてみようと思いました。    論理だ、カリギュラ、どこまでも論理を追ってゆけ。権力の果…

  3. コピーくじら増殖 小説

    • TRiPRYO
    • 6年前
    • 32,611文字

    1 「あの人、どうして眼帯なんて着けていたのかしら?」 「眼帯? ああ、うん、どこかでぶつけたんじゃない? でも、眼帯なんて着けていたっけ?」 「……あなた、冗談でしょう? 本気でいってるの?」…

  4. 父の病室 小説

    • 浅羽 英一
    • 6年前
    • 4,773文字

    病に倒れた父との、ささやかな時間の共有。

  5. 露光時間 小説

    • 長崎 朝
    • 6年前
    • 3,927文字

    2018年7月合評会参加作品です。「明日世界が確実に滅びるとして」

  6. 火星のサンタクロース 小説

    • 長崎 朝
    • 6年前
    • 3,789文字

    過去につくったちょっとした回文と、その読解のつもりで書いた小説を新しく書きなおしました。

  7. デラシネ議事録 小説

    • 八壁ゆかり
    • 6年前
    • 38,806文字

    誰もが一度は経験する『離人感』や『現実感の喪失』、それが過度になると、人間はどうなるのか。

  8. 先生あのね ショートショート・ストーリーズ / 小説

    • 諏訪靖彦
    • 6年前
    • 1,700文字

    エメーリャエンコ・モロゾフが幼少期に書いた散文の翻訳です。

  9. 保護中: 僕とキムの全てをロックンロールと呼べ エメーリャエンコ・モロゾフ翻訳集 / エセー

    • 諏訪靖彦
    • 6年前
    • 4,511文字

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  10. ある視線について

    • 長崎 朝
    • 6年前
    • 281文字

    きみはおびえていたのだ 光の予感のなかで 過去形の詩句のなかで 見ることは、またひとつ終わらせること なぜ詩人は、四角に切り取ったのか 世界を 見ることは、四角く見ること ノーマルな視線とは、春…

  11. 金魚 小説

    • 波野發作
    • 6年前
    • 4,299文字

    嘘だと思って読んでください。 平成30年9月度破滅派合評応募作品。

  12. 排出 小説

    • TRiPRYO
    • 6年前
    • 30,077文字

    誰にも聞こえないことを確かめて、ふう、とひとつ長く深い溜息を吐くと、まるで予定されていたかのように、自分は何から何まで間違ったことばかりしているのだという、漠然とした妄想に襲われた。それは白いT…

  13. 愚花 小説

    • 水羽見
    • 6年前
    • 13,985文字

    一人の男が蒔いた一つの種。 そのたったひとつのたねにより。 実るものとは。

  14. 語彙再生・変化・異化 小説

    • 長崎 朝
    • 6年前
    • 6,506文字

    長い回文です。ここに書かれている言葉の羅列は、回文という手法が要請したものであり、その言葉たちによって成り立つこのドキュメントは、必ずしも作者の本意ではない。にもかかわらず、こうして書き上げなけ…

  15. 人にやさしく 小説

    • 牧野楠葉
    • 5年前
    • 2,292文字

    2018年度11月度合評会『平成歌謡大全集』応募作品。THE BLUE HEARTS『人にやさしく』(メジャーリリース、1996年:平成8年)講談社受付の方、すみません。それでは聴いてください。…

  16. 佐川恭一、あるいは置き去りにされた性欲の純烈 評論

    • 高橋文樹
    • 5年前
    • 3,076文字

    佐川恭一という作家をあなたは知っているだろうか。もしまだ聞いたことがないのであれば、本論はそのよき道しるべとなるだろう。

  17. 肘の無い世界 小説

    • ハギワラシンジ
    • 5年前
    • 3,889文字

    尖ったものだらけの世界 肘が突き刺さる。色んな人の尖ったものが突き刺さる。尖ったものだらけだ。電車の中ではみんないつもより尖る。 僕は周りの人に迷惑かけないように、ちゃんと丸めてある。いつも磨…

  18. 灰の馬

    • 水羽見
    • 5年前
    • 793文字

    アンドレイ・タルコフスキー監督とミヒャエル・ハネケ監督とテオ・アンゲロプロス監督の映画とヨハネの黙示録からインスピレーションを得て書いたものです。