古美術商と少年。
紺色の若い男の余白を汲む 落丁はつつがなく蛇行している
2007
新規ファイルと同じぐらいまっさらなこの場所に、いつだって君はいる。
耳を澄ませ。耳を澄ませ。耳を棲ませ。耳を済ませ。
彼女のはだは青白く、ほねが透けてみえるようだった。わたしはよくいたわってあげた。からだは病弱でよく風邪をひいては熱を出し、その都度わたしは看病したものだった。 いまわたしと彼女はそらを飛んでいる…
箱根山にかかる綿雲をぼんやりと眺めながら浮かんできた詩です
T
自動書記シリーズの2作目。
期間限定公開。
冒険活劇の向こう側に落っこちたアタシ 現実に生まれたみたいね
電子烟草 無償透明 空色、天体観測
作り上げたお友達の数、それだけのGift
夢は夢で終わる可能性が高く、夏は夏のまま過ぎていきます。
高井戸のパン工場で仕事をしていた時、職場の人が私小説を貸してくれたのですが、それが私の人生の転機になりました。そのきっかけとなった人のことを書いた詩です。
実在する小学校の校長のことです。月日がだいぶ経ちましたのでもう定年退職されていると思いますが、ちょっと人間離れした雰囲気のある方でしたのでわからないですね。
心から放り出した大切な言葉たちです。目に入れるのは少し痛いです。
実際にある通りで、平林寺へ行ったことがある人ならば、ほぼ通ったことがあると思います。情景を主軸にした表現でどこまで詩になるだろうか、と今回も少し実験的になりました。しかし桜というのは、人に根深い…