うとぴあ

千葉 健介

219文字

新規ファイルと同じぐらいまっさらなこの場所に、いつだって君はいる。

うとぴあ

きみはブルーライトを放つ球体

鏡みたいに景色を映して、君に映るぼくの顔は

心底呆けていて笑ったよね

 

うとぴあ

きみはいつからか震えだした

鏡像を蛇みたいにして、君に映るぼくの顔は

心底殺人鬼みたいだったよね

 

無力なぼくに何ができるだろう。無知なぼくに何ができるだろう。

投げつけた文字のひとつひとつがきみの身体にずぶずぶ入っていって、

最後に黒く溶け合ったとき、「おいしい?」って聞いてみても

君は返事なんてしてくれなかった。

2019年9月3日公開

© 2019 千葉 健介

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散文詩

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