冬になると思い出す、身を焼くようなあの甘酸い儀式の記憶。僕は淳(ジュン)。中学二年生。特技は書道。今年もお父さんの実家にやってきた。お年玉目当てというのは表向きの動機。誰にでも秘密はある。こんな…
エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」というタイトルより着想を得ました。尚、その本を読んだことはありません。私としてはちょっと上手い短編を書いたつもりになっています。よろしければお読み下さい。
人が人に物を贈っているのを見るのも、そして必要なときに受け取れないのも、全部不愉快だった。
短い未恋愛小説です。
割れた? 割れてない 壁は? 分からない 「数話」のうちに入る掌編です。
諏訪真さんの『クリスマスプレゼント』https://hametuha.com/novel/52046/ に触発され、昔書いた作品を思い出し、手を入れてみました。 持っていき場のない子…
今年の夏に書きました。養豚所の話です。最後まで読んでみてください。よろしくお願いします
ちょっと遅れましたがクリスマスプレゼントです。
《桜図》菊池容斎、弘化4年 (1847)泉屋博古館分館蔵 岡山に伝わる温羅伝説と備中松山城のアイドル猫城主、それに古事記を組み合わせたファンタジーです。
ワタキミ的アイスバーグ作戦〈10〉
君じゃあないことは確かだって君はいないんでしょう というか生まれない たくさんたくさんたくさん君があったら 黄身ね そう黄身黄身がたくさんあったら そしたら分からないけれど たくさんた…
おわりです。読んでくれた方ありがとうございました。
私なりの心境小説を書いてみました。これといったストーリーはなく「私」が夜の京都を徘徊する様が書かれています。敬愛する梶井基次郎へのオマージュ作品です。
鱒はマスと読みます。 かったるい年末年始の話となります。