不要不急なのは一体なんだろう。そして誰がそれを判断するのだろうか?
1月合評会応募作品です。牧歌的な作品に仕上がっていると思います。読んでくださるとうれしいです。コメントくださるとなお嬉しいです。
四十五歳無職がある意味異世界転生する小説。男はなぜ異世界にいけたのか
2023年文藝賞最終候補作品です。ちなみに、選考委員の町田康さんに終盤を酷評されました。
※注意:ノラネコにエサをやるなどの行為は感染症の原因となる可能性がございます。特に、お家に妊婦さんがいらっしゃる場合は推奨されません。本作にはそのような場面がございますが、フィクションであること…
佐々木晴男は今、朝の六畳間で六年前の[おこづかい帳]を感慨深げに眺めている。八冊の大学ノートは同じ大きな茶封筒に入れられているため、いつでも取り出す事ができるのだった。 佐々木晴男にとって、その…
私たちは毎日まいにち何かを喪って。想い出は私たちの中にあって。また鐘が鳴る。
思い描いた理想が気高く美しいほど、それが敗れ去った姿は惨めでより美しい。欲するものは往々にして遠回りしなければ手に入らないのだ。
何の面白みも無い男の、何の面白みも無い秘密。 合評会2019年07月応募作 お題「猫」
いつか必要になると思うの、と、彼女は銃を置いていった。
この作品は本当にFUCKです!!!!!!
魂のカケラです。詩なので言葉では表現できません。
7月。夏がやってきました。 海月も、水母も、どっちもくらげです。 今月から、合評会にチャレンジしてみることにしました。 少しでも、読んで下さった方の想像力の足しになれば幸いです。 …
アボカドの語源は、アステカ人の言葉であるナワトル語のahuacatlと言われているそうです。
不良少年が罪を犯し、逃亡した先には、暴力以外の何物でもないセックスが続く世界。搾取するものが、さらに大きな力によって搾取される。彼らは狂気の中で、この不条理の暗黒ループから逃れられるのか? …
2019年11月、破滅派合評会初参加作品。「僕」の隠された心とは。 自作品のリメイクです。
妻の納骨が終わった夜、私は一人海岸を歩いていた。 人のいない砂浜で、打ち上げられるような形でそれは居た。 妻が、人魚の形でそこに居た。 「おまえ、帰ってきたのか」 「ちがうわ、私はあなたを知らな…
淡い記憶の断片に、スパイスを混ぜたフィクションを トラウマはシコリとなって残り続ける