日常。(1)

日常。(第1話)

mina

小説

1,450文字

その人は割りと綺麗な身なりをしているんだな…と置いてある洋服や靴などでわかった

 

うちの店はオフィスイメクラ、要は私達女の子がOLの制服を着たイメージクラブなので

コースが3通りあって

① 夜這いコース

② 痴漢電車コース

③ 社内恋愛コース

良く選ばれるコースが②の痴漢電車コースでお客様に痴漢の気分を味わってもらえるような設定になっているんだけど…

 

今日のその人も痴漢電車コースを選択してた

 

痴漢電車コースっていうのは一体どんなコースかっていうと、それぞれのお部屋に吊り革のセットがついていて電車のアナウンスも流れるようになってる

先にシャワーを1人で浴びたお客様がシャワーから出てくるとアイマスクをしたOLが吊り革に掴まって待っているから…

…そこを痴漢してもらうのです

 

ブラックライトの妖しい光だけの暗闇の中で流れてくる音は電車のアナウンス、そこにOLの格好をした女が待っているのです

 

「 … 」

 

私はその人に逢う前に、その人が身に付けていたモノを見る事が出来るので大体こんな人なんだろうなーって想像が膨らむ

今日のその人はブルーのノリの利いたYシャツに靴はキチッと磨かれてある革靴、ベルトは使い込んであるんだけど味のあるカンジの茶色のブランド物だった

外資系のサラリーマンかなって私は想像した

その人がシャワーから出てくるまでの吊り革に掴まって待っている時間、私はいつもドキドキする

本当にちょっと濡れていたりする

 

その人は私に気づかれないように後ろから…

触ってきた

お尻をグッと掴まれて、どんどん上の方に手を伸ばしていって…首すじを舐めてきた

その触り方、舐め方が異常に優しくて私はその人に身を委ねてしまっていた

 

「 あっ… 」

 

本気でカンジている声を聞かれてしまった

その声を聞かれてしまったからなのか、その人はどんどん私を攻めてきた

唇を重ねてきたと思ったら舌をゆっくり絡ませてきて…濃厚なキスの後、その舌は首すじから胸の方に移行してくる

私の胸を下の方から持ち上げられて乳首を弄ばれるように舐められる…

私はもうすでにイッちゃってたのかも知れない

私は優しく舐め回されるのが好きで、弄ばれるように身体をいじられるのが好きで…

その人の愛撫は私をものすごく気持ち良くさせた

 

私はアイマスクをしていてその人が良く見えないし、彼も私の身体しか見ていないと思う…そんなことも私を高ぶらせている要因の1つだった

 

お互いわからないまま身体を重ねてるなんて…とても感情が高ぶる

 

お部屋のカーテンを開けるとそこにはベットがある

お互い高ぶったままそのベットに移る

その人は私が着ているOLの制服を1枚ずつ脱がせていって優しくクリトリスを舐めてきた…もう我慢出来なかった

 

「 …あっ…いやっ…あ… 」

 

声が出てしまう、ものすごく気持ち良くて、我慢出来なかった

…クリトリスを舐められて、そのうち下の方も舐められて…

 

その舌の感触は私を絶頂に導いた

 

 

行為が終わって恥ずかしそうな私にその人は優しく頭を撫でた

その人はちょっと白髪混じりの優しそうなおじさんだった

「僕も…気持ちよかったよ」

 

その言葉がちょっと嬉しかったりして…

end

 

2014年5月7日公開

作品集『日常。』第1話 (全70話)

© 2014 mina

読み終えたらレビューしてください

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


この作品にはまだレビューがありません。ぜひレビューを残してください。

破滅チャートとは

この機能は廃止予定です。

タグ

この投稿にはまだ誰もタグをつけていません。ぜひ最初のタグをつけてください!

タグをつける

タグ付け機能は会員限定です。ログインまたは新規登録をしてください。

作者がつけたタグ

---

"日常。(1)"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る