日常。(4)

日常。(第4話)

mina

小説

1,410文字

「会社の休み時間にエッチなサイトを見ていたらね‥」

そう最初に言ったその人は私をお店のホーム

ページを見て指名してきてくれた人だった

「君がいたんだよ、君を見つけたんだ」

その人は普段タクシーの運転手さんをしてい

るみたいで

「今日は久々の休みだからね‥」

という訳で私に逢いにきたらしい

「会社にね、最近若い子が入ってきてね‥休み時間にその子がいつも持ってきているパソコンで君を見つけたんだよ」

その人は恥ずかしいのかずっとしゃべり続け

ていて‥

「何かこう‥すごく君に逢いたくなってしまってね」

何だか可愛かった

「こういうところは初めてで‥とりあえず普通のコースっていうか‥」

その人は眼鏡をかけていて、中肉中背の普通

なカンジのおじさんだった

「照れるねぇ、やっぱり‥こんな暗い所にこう君みたいな子が側にいると」

手を握り合った

「‥やっぱり照れるよねぇ‥」

「部長、一緒にシャワー入りましょう」

「え?あ、そうだったね、僕は上司だったね。じゃあ今日は残業だな」

「はい」

狭いシャワー室の中で目立ったのはおじさん

の鎖骨のところにある刃物で切られたような

跡だった

「 ‥ 」

「あぁ気にしないでね、ごめんね」

その傷を触ったとき私はすごくゾクゾクした

 

「君は寝てるだけでいいよ」

シャワーから出た後、何の会話もないままお

じさんはそう言った

私はさっきの傷を見たせいか、急にしゃべら

なくなったおじさんを怖いと感じた

「 ‥ 」

おじさんは私が寝てる姿を横でずっと見ていた

それがまた私を怯えさせた

見てるだけだった、静かに

視線で攻められてる気がした

「‥本当にキレイな体をしているね」

「そんな事ないです‥」

「いや、キレイだよ」

視線だけかと思ったら‥

「君のその胸を周りから少しづつ舐めて‥そのピンク色の乳首を吸いたい」

言葉でも攻めてきた

「細く長い、君のその指で‥」

「 ‥ 」

「君のオナニーが見たい」

おじさんはオプションで頼んでおいたピンク

ローターを私に渡した

「‥恥ずかしいです」

「恥ずかしがらなくいい、君のアソコはとってもキレイだよ」

ピンクローターのあの音が耳につく

「そこの出っぱっている部分を優しくピンクローターでなぞってごらん」

私はおじさんの言うがままだった

「そう、優しくなぞって‥」

ピンクローターのあの音とおじさんの言葉‥

お部屋に有線も流れているはずなのに、その

2つしか耳に入らない

「ほら、だんだん濡れてきてるよ、君のアソコが‥」

私は声が出せずにいた

「‥声を出してごらん」

声を出すことがイヤだった、私は泣きそうに

なっていた

「いいんだよ、声を出して」

そうおじさんに言われれば言われる程、声は

出せなかった

「声を出して‥」

おじさんの顔がどんどん変わっていくのがわ

かった、私はものすごく怖かった

「声を出さないと、、、」

その時私の目の前には、シャワー室で見たあ

の傷があった

「イヤッ‥」

私はその傷を目の前にしたとき、イってしまった

私の愛液をおじさんは指でとって‥

「おいしいね、これ」

 

プレイが終わった後のシャワー室でおじさんは

「また逢いに来ていいかな?」

最初の恥ずかしそうにしてしゃべってきた、

あのおじさんに戻っていた

「‥はい」

としか私はおじさんに言えなかった。

 

end

 

2014年5月26日公開

作品集『日常。』第4話 (全70話)

© 2014 mina

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