新年度を迎えた今日この頃、読者の皆様はいかがお過ごしだろうか。破滅派は次回の文フリ東京に向け活動を始めている。

さて、3月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。3月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?

10位~4位

10位

「第4回みんなのつぶやき文学賞」受賞作が決定

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「第4回みんなのつぶやき文学賞」国内篇受賞作では第1位に津村記久子『水車小屋のネネ』、海外篇受賞作では第1位にモアメド・ムブガル・サール『人類の深奥に秘められた記憶』がそれぞれ選ばれた。

9位

「第45回吉川英治文学新人賞」に藤岡陽子『リラの花咲くけものみち』

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「第45回吉川英治文学新人賞」に藤岡陽子『リラの花咲くけものみち』が選ばれた。「吉川英治文学賞」に黒川博行『悪逆』、「吉川英治文庫賞」に阿部智里「八咫烏」シリーズ『烏百花 白百合の章』がそれぞれ選ばれた。

8位

佐川恭一の新作小説『就活闘争20XX』の書影が公開、「落ちた方には死んでもらうよ――」 3月26日発売

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太田出版より3月26日に発売される、佐川恭一の新作小説『就活闘争20XX』の書影が、正式公開された。

7位

「第7回仙台短編文学賞」大賞に千葉雅代『川町』

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「第7回仙台短編文学賞」大賞を千葉雅代『川町』が受賞した。副賞として賞金30万円が贈られる。

6位

「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」にファラ崎士元「日本のグリムを追って」など四作

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「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」にファラ崎士元「日本のグリムを追って」など四作が選ばれた。

5位

経産省が「書店振興プロジェクトチーム」立ち上げ 街の書店に初の本格支援へ

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経済産業省が「書店振興プロジェクトチーム」を設置。減少を続ける街の書店の救世主となるか。

4位

今井むつみと秋田喜美が全体監修『オノマトペ処方展』が開催

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ITOCHU SDGs STUDIOでオノマトペを体験できる展示『オノマトペ処方展』が開催される。

佐川恭一の新刊など、新たな動きの目立つ3月となった。今年度も破滅派やその同人から様々な動きが見られそうだ。

3位

小説家・作曲家・演奏家ら総勢26人集う音楽会「IMAGINARC 想像力の音楽」開催

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総勢26人の小説家・作曲家・演奏家が集う「IMAGINARC 想像力の音楽」が開催される。

小説家も関わった音楽界に関するニュースが3位となった。ジャンルや業界を越えた動きは今後も広がっていくことだろう。

2位

【快挙!】「第4回阿賀北ノベルジャム2023」グランプリに鹿嶌安路『黒羊羹』

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「第4回阿賀北ノベルジャム2023」グランプリに同人でもある鹿嶌安路『黒羊羹』が選ばれた。

阿賀北ノベルジャムの結果が発表された。破滅派でもNovelJam経験者が多い。はめにゅーでは今後もNovelJamの動静を紹介していきたい。

1位

フランツ・カフカ没後100年記念 都内各地で「カフカ・フェスティバル」開催

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フランツ・カフカの没後100年を記念した「カフカ・フェスティバル」がら都内各地で開催。

カフカ・フェスティバルに関するニュースが1位となった。このような機会を生かして、読み返す機会としたい。

3月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。