猛烈な熱波が続く今日のこの頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。各種イベントやお祭りも盛り上がる季節だが、文学のこともお忘れなく。
さて、7月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。7月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
松尾模糊
NTTが京都大学・出口康夫教授と共に一般社団法人「京都哲学研究所」を設立する。「京都会議」を定期的に開催し、西洋的価値観と日本・東アジアの価値観が矛盾許容的に共存する「パラコンシステント・ワールド」の実現を目指す。
9位
高橋文樹
2023年7月25日、誰でも自由に利用できる書誌情報データベースopenBDがサービス終了を決定した。情報提供元であるJPROとデータ利用範囲に関する合意に至らなかったため。
8位
Juan.B
2023年前半を飾る第169回芥川龍之介賞・直木三十五賞の受賞作が発表された。
7位
松尾模糊
無着成恭が96歳で死去した。『山びこ学校』の編者で、TBSラジオ「全国こども電話相談室」の回答者を長年務めた。
6位
松尾模糊
市川沙央の芥川賞受賞作『ハンチバック』(文藝春秋)が10万部重版され、累計発行部数が20万部を突破した。
5位
松尾模糊
本の口コミサイト「シミルボン」が10月1日にサービスを終了する。約7年間の運営となった。
4位
Juan.B
7月28日発売の『ジャーロ No.89』に佐川恭一の小説が掲載された。そのタイトルは「高偏差値集団HENSA vs 七浪京大卒無職」。
芥川賞・直木賞など、7月も多くの文学的話題が注目を浴びた。また、佐川恭一らの活躍も繰り広げられている。
3位
Juan.B
大江・留・丈ニ『北朝鮮アニメ大全』がパブリブより8月に発売される。北朝鮮アニメの世界を探る一冊となる。
あまり知られていない北朝鮮アニメの世界を知ることができる一冊が、パブリブから発売される。
2位
Juan.B
破滅派同人でバゴプラでも活躍している大木芙沙子が、第61回日本SF大会 Sci-con2023で藤井太洋と対談する。また、高橋文樹も登壇する。二人ともSF作家として大きな舞台に立つこととなる。
高橋文樹と大木芙沙子がSF大会に登壇し、それぞれの分野について語った。SF界で破滅派が席巻する日も近いか?
1位
松尾模糊
作家の浅原ナオトが悪性リンパ腫のため死去した。BFC4にもファイターとして参戦していた。
悲しい訃報が一位となった。浅原ナオト氏の冥福を祈りたい。
7月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
コメント Facebookコメントが利用できます