コロナウイルスで世間が日々変わり続けるこの頃であるが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。文芸、読書の世界もコロナを期に変わり行く点もあれば、それでもなお変わらない点もある。是非はめにゅーも時代の変化に注目していきたい。

4月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて4月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。

7位~4位

第7位  :ロフト配信イベント「ディストピアの歩き方」が5月5日に配信 髙井ホアンも出演(2020年4月29日 Juan.B)

第6位  :【快挙!】高橋文樹の小説「いい曲だけど名前は知らない」が翻訳文芸サイト「Asymptote」に掲載(2020年4月18日 Juan.B)

第5位  :【快挙!】佐川恭一新作「ジモン」が小説すばる5月号に掲載(2020年4月18日 高橋文樹)

第4位  :『JAPANESE FANTASY DRABBLES』が販売開始 髙井ホアン、樋口恭介らも参加のアンソロジー(2020年4月17日 Juan.B)

破滅派の外部での躍進が目立つ3月となった。5月5日に開催されたイベントは、髙井ホアンにとって初のネット配信イベントとなったが、とても良い雰囲気で行う事が出来たようである。コロナの中でも、イベントの灯が絶えないようにしたい。また、佐川恭一の新連載にも目が離せない。

 

3位

変革のための総合誌『情況』2020年春号に髙井ホアンの記事が掲載 4月15日発売(2020年4月13日 Juan.B)

『情況』誌での髙井ホアン(Juan.B)の連載に関するニュースが第3位となった。着実に不敬専門家への道を歩んでいる様である。

 

2位

海響舎より文芸誌『海響1号 大恋愛』が6月に発売予定、仮予約も開始 谷田七重、大猫も参加(2020年4月20日 Juan.B)

新創刊の文芸誌という目出たいニュースが第2位となった。破滅派からは谷田七重、大猫も参加している。テーマが「大恋愛」と言う事もあり、注目の一冊である。

 

1位

破滅派同人がオススメする新型コロナのはびこる今こそ読みたい本(2020年4月20日 高橋文樹)

破滅派の総力を結集した記事が堂々の1位となった。破滅派同人や外部からもおススメの本を募り、コロナ禍の蔓延る今だからこそ読みたい本をまとめたものである。と言っても、コロナでなくても読みたい本も多く並んでいる。破滅派に関わる人々の世界観が見える記事である。是非お勧めしたい。

 

4月のニュースは如何だっただろうか。今月のはめにゅーも乞うご期待である。